結婚相談所に入会するときに気になることの一つが、結婚相談所での活動期間。「短期間で結婚したい」という希望をお持ちの方ほど、気になることの一つではないかと思います。
結婚相談所での活動期間や、早く成婚しやすい方の特徴を知り、結婚相談所への入会を検討してみてください。
目次
結婚相談所の活動期間は、3～6ヶ月程度と短い傾向があります。多くの結婚相談所ではお見合いから交際に発展した相手と結婚する意思があるかどうかを数ヶ月以内に決めなければいけないという規定が設けられているためです。
また、結婚相談所に入会する際に、5～10万円の入会金の支払いや独身・収入証明書の提出が義務付けられていることなどから、結婚への真剣度が高い方が集まりやすい環境があることも、短期間で成婚しやすい理由の一つです。
結婚相談所を利用した結婚と、日常生活の中で知り合って結婚する恋愛結婚では、交際期間にどのような違いがあるのでしょうか。
結論から言うと、結婚相談所を利用した結婚のほうが、恋愛結婚よりも交際期間が短い傾向にあります。
国立社会保障・人口問題研究所が2021年に行った「第 16 回出生動向基本調査」によれば、結婚した夫婦の平均交際期間は 4.3 年であるのに対し、これに対し、お見合い・マッチングアプリをはじめとしたインターネット経由で知り合った夫婦の平均交際期間は2.8年と短くなっています。
ただし、上記はあくまで平均交際期間です。結婚相談所に入会してから、3～6ヶ月ほどで成婚退会される方が多くなっています。
参考：国立社会保障・人口問題研究所「第 16 回出生動向基本調査」
結婚相談所の入会から成婚までの流れには、「お相手探し」「お見合い」「仮交際」「真剣交際」「プロポーズ」の5つのステップがあります。
それぞれの内容と期間の目安について知り、結婚相談所で活動するイメージを持てるようにしておきましょう。
結婚相談所では、まず入会時にプロフィールを登録します。お相手探しのプロセスは、結婚相談所によって異なりますが、結婚相談所のシステム上に登録された膨大なプロフィールの中から希望条件に合う方を探してお申し込みをするのが基本です。逆にお相手からのお申し込みに応じるかたちで、マッチングすることもあります。
お相手とマッチングし、お見合いが成立するまでの期間は、人によってまちまちです。ただし、入会直後はとくにお申し込みが集まりやすい傾向があるため、入会してすぐにお見合いが成立することも少なくありません。
お見合いは、結婚相談所において、お相手と初めて顔合わせをする機会です。お相手とマッチングしてからお見合いに至るまでには、1週間程度かかります。ただし、お相手とのスケジュールが合わなければ、1週間以上かかることもあります。
仮交際は、結婚を前提とした真剣交際をするか見極めるための期間です。仮交際中は複数のお相手と並行してデートを重ねながら、次の段階に進むお相手を絞り込んでいきます。多くの結婚相談所では、仮交際の期間の目安を1～2ヶ月程度に設定しています。
真剣交際では、交際中のお相手と結婚するかどうかを見極めるための期間です。人生のパートナーを選ぶ期間に当たるため、お互いの結婚観や金銭感覚など、結婚生活において重要な価値観のすり合わせもしっかり進めておきましょう。
ただし、多くの結婚相談所では、交際期間がただ長引くことを避けるため、お見合いから3ヶ月以内に成婚退会するか否かの結論を出す必要があります。そのため、真剣交際の期間は、1～3ヶ月を目安にすると良いでしょう。
真剣交際終了までに結婚の意思が固まれば、プロポーズをします。結婚相談所を利用して結婚する場合も、お互いの意思を確認するためにプロポーズをすることが推奨されています。結婚相談所では、プロポーズのシチュエーションや指輪の選び方などについても、カウンセラーが相談に乗ってくれることがあります。
結婚相談所でのプロポーズに関して、詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
では、短期間で成婚できる人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。株式会社IBJが発行した「2022年度版 成婚白書」のデータをもとに、成婚しやすい人の特徴をご紹介していきます。
株式会社IBJ「2022年度版 成婚白書」によれば、女性が成婚しやすい年齢は「20~29 歳」、男性が成婚しやすい年齢は「25~34 歳」がボリュームゾーンになっています。
女性に関しては、年齢が若ければ若いほど成婚しやすいことがわかります。男性は40歳以降は、年齢が上がるにつれて成婚のしやすさが徐々に下がっていくため、年齢が若いほうが成婚しやすいと言えるでしょう。
株式会社IBJ「2022年度版 成婚白書」によれば、大卒以上の男性会員様の成婚のしやすさは106.4%、院卒の会員様の成婚のしやすさは151.2％と、学歴が上がるほど成婚しやすくなるという結果が出ています。
ただし、学歴を重視する傾向は40歳以上の方に多く、若い世代は学歴を重視する傾向がそれほど高くありません。
「日常的な飲酒習慣」がある人も、男女ともに成婚しやすい傾向があります。
株式会社IBJ「2022年度版 成婚白書」によれば、お酒を飲む男性の成婚のしやすさは、お酒を飲まない男性の成婚のしやすさに対して125.6%、お酒を飲む女性の成婚のしやすさはお酒を飲まない女性の成婚のしやすさに対して112.2%と高くなっています。お酒や食事の機会が好きな人のほうが関係が深まり、結果的に成婚しやすくなっている可能性があります。
初婚の人よりも、一度結婚した経験がある人のほうが、男女ともに成婚しやすい傾向があります。
株式会社IBJ「2022年度版 成婚白書」によれば、初婚男性の成婚しやすさが98.0％なのに対し、再婚男性の成婚しやすさは117.1%です。さらに、初婚女性の成婚しやすさが99.4％なのに対し、再婚女性の成婚しやすさは107.4%になっています。
成婚者全体のうち、1割以上は再婚者という結果も出ていることから、婚歴があるからといって結婚に対して消極的になる必要はないことがわかります。
お申し込み回数が多い人は、それだけ出会いのチャンスが増えます。そのため、お申し込み回数が少ない人よりも成婚しやすくなる傾向があります。
成婚しにくい人の特徴としては「再再婚以上」「喫煙する人」「職がない人」「選り好みする人」「積極的に行動できない人」などが挙げられます。
ただし、上記に当てはまるからと言って、必ずしも結婚できないわけではありません。担当カウンセラーのアドバイスを聞き入れ、良いところを伸ばしていくことで、成婚へと近づきます。以下でご紹介する成婚しにくい人の特徴はあくまで参考程度に留めましょう。
婚姻歴がある方は、初婚の方よりも成婚しやすい傾向がありますが、離婚を二度以上経験している場合は、成婚のしやすさがやや下がります。
株式会社IBJ「2022年度版 成婚白書」によれば、初婚男性の成婚のしやすさが98.0%なのに対し、再再婚以上の男性の成婚のしやすさは61.5%で、初婚女性の成婚のしやすさが99.4%なのに対し、再再婚以上は73.4%という結果が出ています。
ただし、再再婚以上だと成婚できないわけではありません。お相手に求める条件を柔軟に変更したり、カウンセラーのアドバイスに素直に耳を傾けたりすることで、お相手が見つかりやすくなる可能性もあります。
男女ともに、喫煙する人よりも喫煙しない人のほうが、成婚しやすい傾向があります。
株式会社IBJ「2022年度版 成婚白書」によれば、喫煙する男性の成婚しやすさが58.3%だったのに対し、喫煙しない男性の成婚しやすさは105.3%でした。
また、喫煙する女性の成婚しやすさが65.4%なのに対し、喫煙しない女性の成婚しやすさが100.5%と、男女ともに喫煙する人のほうが成婚しにくくなっていることがわかります。
婚活のために喫煙を控える必要はありませんが、喫煙が成婚しやすさに大きく関わる要素だということをあらかじめ知っておくと、対策を立てやすくなります。
お相手に求める条件を挙げすぎると、条件に当てはまる人が見つかりにくくなり、成婚しにくくなってしまいます。求める条件のすべてに当てはまっていなくても、実際に会ってみると心惹かれる人はいるものです。「まずは会ってみる」という姿勢を大切にして活動しましょう。
自分からお申し込みをしない、自分からアプローチしないといった、積極的に行動しない人は、出会いのチャンスがそれだけ少なくなってしまいます。結婚相談所でカウンセラーからのサポートを受けているからといって受け身にならず、積極的に行動することが大切です。
結婚相談所での活動期間は、日常の中で出会って結婚する恋愛結婚よりも短い傾向があります。成婚しやすくなるポイントを押さえて活動すれば、結婚相談所への入会から3～6ヶ月以内の結婚も難しくはありません。
結婚相談所IBJメンバーズでは、結婚相談所への入会を検討している方に向けて「無料カウンセリング」を行っています。無理な勧誘等はございませんので、結婚相談所での活動に関して不安がある方はぜひお気軽にお申し込みください。
株式会社IBJは、東京証券取引所プライム市場に上場しております。
（証券コード：6071）
株式会社IBJは大切な個人情報を保護することを目的にプライバシーマークを取得しています。
総合認証は会員数が一定数以上の相談所かつ、経済産業省のガイドラインに準拠していること、財務状態、教育体制、情報保護についての審査をクリアした認証です。
Copyright IBJ Inc. All rights reserved
