韓国ドラマファンって意外と多く、最近では10代から80代まで幅広い年齢にファン層があります。特に、韓国ドラマブームの火付け役となった「冬のソナタ」で韓国ドラマにハマった女性たちが、その後、さまざまな韓国ドラマを見てさらにその魅力の虜になっているようです。
しかも、今ではその女性たちの娘さんたちが母親と一緒に韓国ドラマやK-POPにハマるという現象も起こっていて、さらに韓国ドラマの人気は拡大中です。韓国ドラマにもさまざまなジャンルがありますが、中でも人気なのが「契約結婚もの」です。日本でも「逃げ恥」の愛称で大人気となった「逃げるは恥だが役に立つ」も契約結婚をテーマにしたドラマでしたよね。
契約結婚をテーマとしたドラマは、ある一定の距離や制約のある中で恋が芽生えていきます。ですから、その分、もどかしかったりハラハラしたりときめいたりするなど視聴者を釘付けにする要素が満載です。
ところで、では、現実の問題として契約結婚って実際には可能なのでしょうか?今回は、契約結婚をテーマとした韓国ドラマをご紹介しながら契約結婚の実現の可能性について考えてみましょう。
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韓国ドラマでは病気、記憶喪失、タイムトラベル、復讐、略奪愛、不倫、浮気などのテーマが多く扱われることが多いのですが、契約結婚ドラマも人気のテーマのひとつです。
実は、最近は日本でも「逃げるは恥だが役に立つ」をはじめとして、日本テレビで人気脚本家の遊川和彦さんが脚本を書いた柴咲コウさんと東山紀之さん共演の「○○妻」や天海祐希さんと沢村一樹さん共演の「偽装の夫婦」など、契約結婚ドラマがいくつか放送されています。
やっぱり契約結婚ドラマは、どこか視聴者をドキドキハラハラさせる内容になっていてストーリーも面白くなりますよね。日本でも今後、契約結婚のお話を扱ったドラマが増えていくかもしれません。
ころで「契約結婚」って言葉は、普段の生活の中で聞くことってあまりないですよね。ですから、韓国ドラマを見たことのない方にはイメージが湧きにくいと思います。そこで、契約結婚をテーマにした韓国ドラマについていくつかご紹介しておきましょう。
韓国ドラマ「結婚契約」は、韓国時代劇ドラマ「イ・サン」で大人気となったイ・ソジンと韓国ガールズグループ「AFTERSCHOOL」で活躍し、現在は女優として人気のユイが共演した契約結婚ドラマです。
<ストーリー>
有名企業の名誉会長ハン・ソングクの隠し子として生まれ、親の愛に恵まれないで育ったジフン。ある日ジフンは、実母ミランが肝硬変に苦しんでいることを知り、その治療のため肝臓を臓器提供してくれる女性を探し始めます。
そんな中、貧しいシングルマザーのヘスと知り合ったジフンは、ヘスと母ミランの血液型が一致する彼女と知り、ヘスと結婚することで合法的に彼女の肝臓を母ミランに提供させることを思いつきます。
実は命にかかわる脳の病気をかかえているヘスは、自分の娘の将来のためにお金が必要でした。そこで、娘を養うお金をもらうためにジフンとの契約結婚に応じます。最初は義務的に夫婦を演じていたジフンとヘス。しかし、ヘスの娘ウンソンと交流していくうちにジフンは家庭の温かさを知り、だんだんヘスとウンソン親子に愛情を感じ始めるのでした。
最初は冷血漢のようなジフンが、ヘスとウンソン親子と一緒に暮らし始めるうちにどんどん人間らしくなり、愛に目覚めていくというハートウォーミングストーリーです。お互いに惹かれあっているのに契約結婚というハードルがあることで、なかなか打ち解けられないという関係に視聴者はヤキモキしつつ、ハマってしまいます。
韓国で50%以上の視聴率をとった大人気ドラマ「私の名前はキム・サムスン」は契約結婚ではなく契約恋愛ものです。韓国ドラマでは契約恋愛ものドラマも多数あります。人気俳優ヒョンビンと人気女優キム・ソナの共演で、ヒョンビンはこのドラマでその人気をゆるぎないものにしました。
<ストーリー>
ちょっぴり太めで30歳、独身のパティシエ、キム・サムスン。失恋し、仕事も失い崖っぷちにいたとき、偶然ホテルの御曹司ジノンと出会います。ジノンは、過去に愛した女性に去られたつらい過去を持っている不愛想な男性でした。
そんなジノンは、母親からお見合いするようにうるさく言われることから逃れるために、偶然、母親が自分の恋人だと勘違いしたサムスンを恋人に仕立ててしまいます。サムスンもジノンからもらえるお金につられて契約恋愛を引き受けます。
契約恋愛なので、ジノンからはつれない態度をとられてしまうサムスンですが、そんな二人も仕事で関わっていくうちに、いつしかお互い気になる存在に…。そんな矢先にジノンの前に、昔、自分のもとから去っていった恋人ヒジンが現れるのでした。
「ぽっちゃり体型で30歳、彼氏なし」という悪条件の中で契約恋愛から恋をしてしまうサムスンとツンデレな性格のジノンが、お互いのことが気になりつつ何となく距離を置いてしまう内容にヤキモキしてしまいます。ただ、今まで男性からモテなかった女性でも突然こんなシンデレラストーリーが経験できるという、女性にとっては夢のようなお話で、それが大人気ドラマになった理由と言えるでしょう。
「1%の奇跡」はいまや韓国俳優の中でもトップスターといえるカン・ドンウォン主演の契約結婚ドラマです。伝説のドラマと言える人気ドラマだったので、最近、ハ・ソクジンとジョン・ソミンの共演で新しいリメイクドラマも放送されました。しかし、やはり、カン・ドンウォン主演のドラマの方がダントツで面白いです。共演はキム・ジョンファです。
<ストーリー>
中学校教師をしているタヒョンはある日、電車の中で高齢の男性に親切にしてあげます。ところが、実は、その男性は大企業の会社の会長キュチョルでした。そんなタヒョンを気に入ったキュチョルは「タヒョンと結婚した者に遺産を相続させる」と宣言します。
そこで、キュチョルの孫であるチェインは遺産相続をするために、仕方なくタヒョンと交際を始めることにします。タヒョンもまったくその気はなかったものの、チェインがタヒョンのクラスの教え子に経済的な援助をするという条件を提示したため、しぶしぶ交際を承諾することに…。
しかし、二人の相性は最悪です。そのため、最初は喧嘩ばかりしていた二人ですが、タヒョンに近づく恋のライバルが現れることで、チェインも徐々に本気モードに突入していきます。性格も最悪のツンデレ男性が契約結婚を前提に女性と付き合っていくうちに、相手に惹かれ恋に落ちて本当の結婚をしてしまうというラブコメディーです。
では、人気ドラマの設定として使われている「契約結婚」は実際のところ、現実的には可能なのでしょうか?これは「お互いの役割をクールに認め合う」という前提なら、あり得ない話ではないでしょう。
特に「お互いの親を安心させたいけれど適当な結婚相手がいない」とか「周囲からなぜ結婚しないのかと言われ続けて面倒に感じている」などの悩みを抱えている方にとっては、アリだと感じられるかもしれません。
ただ、せっかく結婚するなら一緒においしいものを食べたときに「おいしいね」と笑いあったり、仕事で嫌なことがあったときに「今日、こんなことがあってつらかったの」などと愚痴を言えたりする相手の方がずっと楽しいですよね。
たとえ、契約から始まった結婚でも最後にはドラマのようにお互い心が通じ合える夫婦になりたいものです。契約結婚ドラマを見ていると、最後にはそんな気持ちにさせられます。
韓国ドラマなどの契約結婚ドラマを見ていると、本当に胸がキュンキュンしてきます。それは、最初は「契約」から始まったのに、だんだんお互いの気持ちが本当の愛へと変化していくからなんですね。その不器用なプロセスに、みんなときめくのでしょう。
現実にはなかなか難しい契約結婚ですが、ラストの「お互いがなくてはならない存在になって結婚をする」というハッピーエンドを経験する可能性は誰にでもあります。そんな夢のような出会いが自分には訪れないと感じている方も、ぜひ、結婚相談所に入会してお相手を探してみましょう。
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