「婚活を始めたいけど、何から始めればいいのかわからない」「何歳までに始めたらいいの?」といった素朴な疑問をお持ちの方のために、本記事では婚活の基本や服装、うまくいく方の特徴やうまくいかない方の特徴をご紹介していきます。
目次
婚活は、結婚したい人が結婚相手を探すための活動です。結婚相談所や婚活パーティー、婚活アプリといった婚活サービスの利用だけでなく、友人にお相手の紹介をお願いしたり、合コンに参加したりといった、結婚につながる出会いの場に積極的に出向くこと全般を指します。
結婚したいと思っている方は、できるだけ早く婚活を始めておきましょう。年齢が上がれば上がるほど、婚活が不利になりやすいためです。
平成22年と27年の国勢調査を元に計算したデータでは、35歳未婚男性が5年以内に結婚できる確率は20.8%であるのに対し、40歳未婚男性が5年以内に結婚できる確率は12.8%※まで下がってしまいます。
年齢が若いほうが結婚できる確率は高いため、いずれ結婚したいと考えている方は早めに婚活するとよいでしょう。
参考:平成22年「e-Stat」
参考:平成27年「e-Stat」
婚活でうまくいく人には共通した特徴があります。自分が苦手な部分があった場合は改善したり、良いところを伸ばしてカバーしたりできるよう心がけましょう。
婚活に前向きな方は、失敗してもくじけることなく、気持ちを切り替えて次に活かそうとします。うまくいかないことに落ち込んで活動を休んでしまう人よりも婚活がうまくいきやすいのは当然のことです。
また、結婚を強く意識しているためお相手にも自ずと真摯に向き合うことになります。婚活に対する誠実さが伝わることでお相手も真剣に向き合ってくれる可能性が高まります。
婚活で選ばれる人になるためには、初対面でお相手によい印象を持ってもらうことが大切です。コミュニケーション能力がある方は会話が弾みやすく、一緒にいて楽しいと思ってもらいやすくなるため、婚活がうまくいきやすい傾向にあります。
婚活をする方は選ぶ側であり、選ばれる側でもあります。お相手から自分がどう見えているかを理解できていないと、いわゆる高望みをしてしまい、お相手がなかなか見つかりません。
一方で、お相手となる女性の立場に立ち、「自分のような人を好む人はどんな人なのか」「好かれないとしたらどんなところを改善すべきなのか」といったことを考えられる方は、婚活がうまくいきやすくなります。
客観的な意見が欲しい場合は、結婚相談所をおすすめします。カウンセラーが婚活のプロの目線で婚活状況に合ったアドバイスをしてくれるので、一人で婚活するよりも自分の状況を把握しやすくなります。
婚活市場において、年収が高い男性は女性からのお申し込みが集まりやすくなります。ただし、多くの女性は男性に手の届かないほどの年収を求めているわけではありません。
内閣府による「結婚生活に必要な夫婦の年収」の調査では、未婚の20~30代女性が結婚生活に必要だとした年収額は503.2万円でした。最近では共働きを希望する女性も増えてきているため、男性に求められる年収額はそれほど高くないことがわかります。
年収が高い男性は婚活がうまくいきやすい傾向にありますが、そうでないからといって必ずしも婚活がうまくいかないわけではありません。卑屈にならず、婚活に前向きに取り組みましょう。
参考:内閣府 平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書
第三者に指摘された改善点を素直に聞き入れることができる方はどんどん魅力的になっていきますが、人の意見を聞き入れられない方は悪いところがいつまでも直りません。場合によっては、お相手に不快な思いをさせることを繰り返してしまう可能性もあります。
人の意見はときに受け入れがたいものもありますが、自分では気付けない改善点を指摘してくれたことに感謝して耳を傾けるようにしましょう。
短い時間でお相手を見極めなければいけない婚活では、第一印象が大切になります。中でも、服装は印象を左右しやすく、すぐに取り入れられるものです。お相手に良い印象を持ってもらえるよう、ポイントを押さえた服装選びを心がけましょう。
清潔感のない服装をしていくと、お相手に不快な思いをさせてしまいます。場合によっては、「本気で取り組んでいないのかな?」と誠意を疑われてしまう可能性もあるでしょう。婚活の場に出かける前に、服に破れや汚れがないか、ニオイは問題ないかなど基本的なことを確認するようにしましょう。
男性でアクセサリーをいくつもつけている方は派手に見え、真剣みに欠ける人だと思われてしまう可能性もあります。親しくなってから自分の好きな装いをするのは構いませんが、第一印象を悪くして損しないよう、出会って日が浅いお相手と会うときに身に着けるアクセサリーは必要最低限にしましょう。
婚活の場では、TPOに合った服装を心がけましょう。
たとえば、婚活パーティーにスウェットやジャージで行く、山登りに行く企画でサンダルを履いてくるといったTPOに合わない服装をする男性は女性から敬遠されてしまい、お相手とカップリングしにくい傾向にあります。その場所や目的に合った服装選びを心がけましょう。
婚活サービスとは、事業者が婚活の機会を提供してくれるサービス全般で、大きく分けて「婚活アプリ」「婚活パーティー」「結婚相談所」の3つがあります。婚活方法や運営会社、プランによってサービス内容が大きく異なるため、それぞれの特徴をよく知り、自分に合った婚活サービスを利用することが大切です。
婚活アプリとは、結婚相手を探す方にアプリを通じた出会いやメッセージの交換の場を提供するサービスです。利用料金は月額4,000円程度が相場ですが、女性は無料で利用できるものもあります。
いつでもどこでも婚活できる利便性がある一方で、プロフィールと希望条件を入力してマッチしたお相手とメッセージを重ね、お互いに気が合った場合にのみ会えるため、根気強さが必要になります。また、他のサービスよりも料金が安く、始めるハードルが低いことで、結婚相手探しよりも気軽な出会いを求めている方も中にはいらっしゃいます。
婚活パーティーは、結婚相手を探している方同士が集まるパーティーです。参加費は1回3,000~5,000円が相場です。
参加人数や形式が様々で、立食形式のものや個室内で1対1でお話しするもの、観光や料理教室に参加するものなど、種類が豊富です。「マンガ好き集まれ」「バツイチ歓迎」「〇〇代限定」など条件が定められているパーティーに参加すると、自分の求める条件に合う方と出会いやすくなります。
婚活パーティーは事前のやりとりがなく、お相手を短時間で見極める必要があります。また、1度で沢山の方とお会いするためインスピレーションを大切にしたい方に向いています。
結婚相談所は、結婚したい方に出会いの場とサポートを提供するサービスです。結婚相談所の利用料は婚活アプリや婚活パーティーと比べると高く、入会金として5~10万円、月額料金が1~2万円のほか、結婚することが決まって退会する際の成婚料として5~20万円かかる場合もあります。
一方で、結婚相談所では婚活のプロからのサポートが受けられ、プロフィール登録や交際中・プロポーズのアドバイス、日時調整等を行ってくれる場合もあります。そのため、婚活を二人三脚で進めたい方や自力での婚活がうまくいかなかった方に向いています。
また、入会審査や独身証明書の提出、性別で利用料金に差をつけていないことなどで結婚への真剣度の高い方が集まりやすく、その中から希望条件に合った人とだけお見合いできるため、効率が良いのも特徴です。
婚活を始める決心がついたら、以下の4つの点を意識して取り組んでみましょう。これらは、婚活がうまくいっている人の多くが実践していることでもあります。
婚活を始めるときはまず、なぜ結婚したいのか考えてみましょう。結婚の動機が曖昧だと、婚活のモチベーションが続かないだけでなく、理想の結婚生活や結婚相手像がわからないため、良い人が現れても結婚を決めきれません。
なぜ結婚したいのかがわかったら、結婚したいお相手とはどんな方なのかを考え、希望条件を1~3つ程度にまで絞っておきましょう。
婚活ではお相手に自分のことを説明する必要があるため、自分について知っておかなければなりません。好きな女性のタイプ、趣味、仕事の忙しさや休日の過ごし方などを洗い出しておきましょう。
また、女性としばらく交際していない男性や、恋愛にトラウマがある男性は同じ失敗を繰り返さないよう、そうした問題を自分の中で解決しておく必要もあります。
婚活では短い時間でお互いを見極める必要があり、第一印象が結果を左右するため、身だしなみを整えることも大切です。服に汚れや破れはないか、TPOに合っているか、アクセサリーをつけすぎていないか等をチェックしたうえで、婚活の場に出向くようにしましょう。
婚活に限ったことではありませんが、自分本位の人は人にあまり好かれません。お相手を気遣い、尊重することは円満な結婚生活の条件でもあります。お相手の立場に立って気持ちを考えられるよう、婚活時から意識しておきましょう。
婚活がうまくいかない人の特徴は、以下の4点です。当てはまるものがある方は、少しでも改善できるよう努めましょう。
相手の話を聞かずに自分ばかり話してしまうと、お相手を疲れさせてしまいます。自分の良さをアピールしようとして自慢話ばかりするのもNGです。
婚活はお相手のことを知る場でもあるため、お相手のお話にも耳を傾けるようにしましょう。
ネガティブな話ばかりする人と、一緒にいて楽しい気分にはなりません。関係性が築けたら相談事や愚痴を話しても構いませんが、関係が浅いうちはできるだけ楽しい時間を過ごせるよう心がけましょう。
ネガティブな言葉を発してしまいがちなら、ポジティブな言葉への言い換えも有効です。たとえば、引っ込み思案なことがある方は「控えめなところがある」「人見知りをしがちですが、楽しくお話しできるよう頑張りたいです」といった前向きな言い回しをするだけでも印象を変えられます。
日頃からポジティブな言葉への言い換えをすることで、婚活の場でもポジティブな言葉が出やすくなりますので、ぜひ日頃からチャレンジしてみましょう。
プライドが高いと、どのお相手に出会っても良いと思えず、婚活が進展していきにくくなります。完璧な方はいないため、希望条件のすべてに当てはまらなくても会ってみる、お相手の良いところを見つけるようにするといった姿勢が大切です。
たとえば、会話が苦手なお相手は「自分の話を聞いてくれる控えめな方」といったようにポジティブな捉え方をすると、お相手の選択肢が広がり、婚活がうまくいきやすいでしょう。
過去の恋愛と比較すると、目の前のお相手が魅力的に見えなくなってしまい、お相手がなかなか決まりにくい傾向があります。
また、過去の恋愛との比較は、真剣に婚活をしているお相手に対しても失礼です。過去の恋愛のトラウマがある方はまず心の傷を癒し、前向きな気持ちになってから婚活に臨むようにしましょう。
婚活では自分自身を見つめ直し、必要があれば改善していく努力が必要です。自分についてひとりで考えたり、婚活したりすることに不安を感じる方は友人や婚活のプロの手を借りてみましょう。
婚活を始める前にプロに相談することで、効率の良い婚活の進め方や婚活で失敗しやすいポイントを事前に教えてもらえるため、婚活が早く終わる可能性が高まります。結婚相談所IBJメンバーズでは、婚活状況を詳しくお伺いし一人ひとりに合った婚活方法をご紹介しています。どんなに小さな不安でも構いませんので、無料カウンセリングでお気軽にご相談してみてはいかがでしょう。