婚活をしたいと考えている方の中には、過去に結婚をした経験を持つ方もいると思います。そして、その中にはできるなら再び結婚したいと思っている方もいるのではないでしょうか?
たとえば、過去の結婚生活を思い返して「結婚しているとき、ああしておけばよかった…」と後悔している方もいるでしょう。その一方で「結婚なんて辛いことばかり…。疲れるからもうしたくない」とか「結婚しているときは、本当に毎日疲れていた。あんな憂鬱でつまらない思いは2度としたくない」と考えている方もいるかもしれません。
結婚生活はお互いの相性が最悪だった場合、結婚に絶望して一気に気持ちが冷めることもあります。そして、そんな状態で離婚した場合、次の結婚をすることに大変不安を感じる方も少なくありません。
そこで今回は、過去に結婚した経験を持ち、結婚に対してネガティブな印象を持っている男性のために、結婚生活は本当に「疲れる辛いもの」なのかについて考えてみたいと思います。
目次
離婚経験のある方の中には、結婚に対して「辛いもの」「つまらないもの」というネガティブな印象しか残っていない方もいるかもしれません。実際、結婚生活で苦労して離婚した男性に話を聞いてみると
・結婚していいことは何もなく絶望した!あんな憂鬱で疲れる思いは二度としたくない
・結婚後の妻の態度が最悪で気持ちが冷めることの連続だった!大変疲れた
・大恋愛で結婚したのに妻とうまくいかなかった!今は後悔や不安しか残っていない
など、結婚に対して否定的な意見が返ってくることも少なくありません。ところで、世間のおおまかな離婚原因を挙げてみると
・男性側に原因があるケース
・妻側に原因があるケース
・夫婦両方に原因があるケース
と3つのケースに分かれます。もちろん、夫婦関係とはそんなに単純なものではなく、どちらかが100%悪いとは言い切れません。ただ、著しく一方に原因がある場合もあります。では、これらの3つのケースとは具体的にどのようなものなのでしょうか?
結婚生活を破綻させる離婚原因には、次のようなものがあります。
1.生活費を家庭に入れなかった
これは、妻が専業主婦である場合は致命的な問題となります。このタイプの夫の多くが、実はある程度の(通常の場合より著しく少ない)生活費を入れるのですが、その生活費では普通の生活どころか毎日の生活が困難かつ不安が付きまとうような金額である場合が多いです。この場合、当然妻は離婚を考え始めます。特に子育てをしている女性にとって、育ち盛りの子供たちにある程度満足できる食事や教育を与えたいと思うので、生活費が著しく乏しい状態では大変辛いです。
2.妻に暴力をふるうなどのDVや言葉の暴力などのモラハラをしてしまった
DVなど妻に暴力をふるうことはもちろん最悪なことですが、つまらないことで妻に文句を言って追い詰めるなどのモラハラも離婚原因になりやすいです。夫側は気づかないでやっていることも多く、妻から離婚を切り出されて初めて妻が傷ついていたことを知るケースがあります。
3.共働きなのに家事や子育てを手伝おうとしなかった
共働きの場合、お互いに同じ立場であることを忘れて、妻にだけに家事や子育てを任せ続けてしまう夫もいます。そのため、妻が夫に絶望し、ひとりで生きていくことを選択するケースが多いです。
1.専業主婦なのに家事をしなかった
共働きの場合は夫婦で家事分担をするべきですが、専業主婦の場合はそれなりに家事を妻側がするのが当然です。ところが、中には専業主婦でありながら家事をほとんどやらない妻もいます。これでは、夫も妻に対する愛情が冷めてしまうでしょう。
2.浪費癖があり高価な買い物ばかりしていた
妻の中には自分も働いているからと、独身時代と同じ感覚でお金を使ってしまう方がいます。しかし、結婚後は働いている以上、家庭に生活費を入れるのは当然です。それを理解できないで、浪費ばかりしていると夫は将来の生活設計ができず不安になります。さらにこれが、専業主婦の場合は夫側がもっと許せない気持ちになるでしょう。
3.夫側の親族と仲良くできなかった
意外と多いのが、妻が夫側の親族と仲良くできなかったというケースです。たとえば、お姑さんが息子の家庭に対していろいろ口をはさんでくることで妻が憂鬱になり結婚を後悔し始めます。そして、ここで夫が自分の親族を優先した場合、離婚につながりやすくなります。
1.性格の不一致
離婚の原因としてよく聞く言葉ですが、これは要するに「相性がよくなかった」ということです。夫婦には「似たもの夫婦」あるいは「お互いにないものを補い合う夫婦」などさまざまな形の夫婦がいます。しかし、相性が悪いとすべてがマイナスの方向に行ってしまい、うまくいきません。それほど、相性とは重要なものです。
2.どちらかが浮気をした
昔は夫側の浮気が離婚原因となっていましたが、近年では妻側の浮気が離婚原因となることも増えてきました。どちらが浮気をしたとしても、された側がそれを許せない場合は夫婦関係に大変なダメージを与えます。
3.束縛が強すぎる
これも、昔は「夫の妻への束縛が異常に強く、それに妻が疲れることで離婚を考え始める」というケースが多かったです。しかし、最近では夫の浮気を疑う妻が異常なくらいに夫を束縛するというケースも増えています。そして、結局、常に自分へ連絡をすることを強いる妻に疲れた夫が離婚を切り出すこともあります。
このように離婚に至るまでには、さまざまな原因があります。そして、一度辛い結婚生活を送り、大変疲れたという経験をすると「もう2度と結婚なんかしたくない」と考えがちです。確かに、結婚生活は楽しいことばかりではなく、時には憂鬱な出来事もあったり結婚生活がつまらないと感じたりすることもあるでしょう。
そもそも、生まれも育ちも異なる相手と一緒に暮らしていけば疲れるのは当然です。しかし、その一方でちゃんと相性のいいお相手と結婚すれば、それ以上に幸せなこともたくさんあります。おいしいものを一緒に食べて「おいしいね」と言い合ったり、疲れたときに自分の不安などを結婚相手に話して聞いてもらったり…。そんな癒しの時間も持てるのです。
一度、最悪な結婚をしてしまったからと言って絶望をする必要はありません。それは、たまたま相性の悪いお相手と結婚してしまっただけで、結婚生活がつらいものであるとは言えないのです。それなのに「また、結婚して後悔したり、結婚相手への気持ちが冷めたりするのが怖い」と臆病になっていませんか?
結婚していた時に家事分担がうまくできなかったのなら、今度結婚するときは冷静に家事分担について話し合いのできるお相手と結婚すればいいことです。そんな風にコミュニケーションがうまく取れる、相性のいいお相手はきっといるはずです。
もう2度とあんな後悔はしたくないと考える方は、結婚を考える前に第三者の力を借りるのもひとつの方法です。たとえば、結婚相談所の結婚カウンセラーなら多くの夫婦やカップルを見てきています。
そして、その後起こったさまざまな問題なども熟知しているので、あなたの不安や絶望を理解してくれるでしょう。そのうえで、あなたが幸せな結婚をするためにはどのような点に注意すればいいのか一緒に考えてくれます。
自分のことは意外と自分にはよく見えないものです。ぜひ、第三者の客観的な視点も参考にしてみましょう。いままでただ単に「疲れる」「つまらない」ものであった結婚が、お相手によってはあなたを幸せにしてくれる魅力的なものだと思えるようになるかもしれません。
一度、結婚がうまくいかなかった経験を持つ方は、結婚に対してネガティブなイメージを抱きがちです。「自分にとって人生最悪の経験である」とか「結婚生活は疲れることばかりでつまらない」などと絶望している方もいるのではないでしょうか?
憂鬱だった思い出や大変辛い経験を思い出すと、結婚に対して一気に気持ちが冷める方もいるでしょう。しかし、これからの人生ひとりで暮らしていくのはさみしいと感じることもあるはずです。
そんなときは、ぜひ、結婚相談所のカウンセラーに相談してみましょう。経験豊富な結婚カウンセラーなら、あなたとはまた異なった視点から的確なアドバイスをしてくれます。たとえば、結婚相談所「IBJメンバーズ」は会員数も多いので結婚カウンセラーも多くのカップルを見てきています。あなたと相性のいいお相手はどんな女性なのか教えてくれ、結婚後に心得ておくべきこともしっかりアドバイスしてくれます。
結婚が実はポジティブなものだと理解するためにも、ぜひ、一度思い切って無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?