「いつか結婚するんだろうなと、漠然と思っていたのに、気付けば毎日の仕事が忙しく、責任も重くなって、“結婚”のことなんて頭から抜けていました」
「ぽっかり時間が空いて、ひとりで過ごす休日に”結婚”の二文字が頭に浮かんでしまいます」
「自分はこのまま結婚しないかもしれないなと思う気持ちと、少し本気になって結婚について考えてみようかなと思う気持ちが言ったり来たり・・・」
「久しぶりに、大学の頃の友人から飲みに誘われたので、仕事を切り上げて待ち合わせの店に行ってみると、唯一独身だったこの友人が、結婚するために結婚相談所に入会したと言うのです」
「この友人こそ一生独身だと思っていたのに、最近、親を亡くしたことがきっかけで、結婚したいと思ったようで、なんとも複雑な感情が僕の胸を満たしました」
あなたは、この文章を読みながら、ひとつやふたつ共感や同調する部分はありますか?
今回は、そんな40代男性にぜひ読んでいただきたい、婚活を本格的にスタートさせた男性の体験談をご紹介していきます。
目次
主人公は太郎さん。
40代前半・高学歴・高収入。安定した仕事にも恵まれて、とくに不自由を感じていない男性のお話です。
結婚に意欲的ではないけれど、友人が結婚相談所に入会して、真剣に婚活を始めたので、自分も結婚相談所に入会してみました。
まずは入会時にカウンセラーと面談し、プロフィールや希望の条件を作成しました。
太郎さんがカウンセラーに伝えた希望の相手は、「自分の趣味を一緒に楽しめる方」と「会話を楽しめる方」、あとは、「自分と同じような境遇の方」を条件としていました。
「自分と同じような境遇の方」を具体的に言うと、初婚の方、同じ学歴の方、同じように仕事をされている方ということです。
その条件に対して、「どうしても譲れない条件を1つ絞るとしたらどれになりそう?」というカウンセラーからの問いかけに、太郎さんは考え、ただひとつ、どうしても譲れない条件は「初婚の方」とし、それを最優先条件にすることにしました。
こうして、太郎さんの、ゆるい婚活が始まったのでした。
ところが、結婚相談所の担当者の方から熱心にお相手を紹介されているにも関わらず、仕事も忙しいし、平日は疲れていて、メールで連絡をいただいても後回し。太郎さんは結婚相談所泣かせの会員さんでした。
婚活を始めたものの、あまり自分のペースは崩したくないし、今の生活を変えたいとは思わない。というのが本音なのです。
「あまり自分のペースを崩したくないな~」というのが本音と言っている太郎さんですが、実はその本音は怪しいものです。何故なら、マッチングされた相手とのお見合いがうまくいってないのです。
太郎さんはエリートで高収入。婚活市場で言うところの、「条件はとても良い」男性なのですが、ハンサムではないし、自分でも少し気になる薄毛。女性からモテるタイプではないことを知っています。そして、女性に対してスマートに対応するような、女性慣れしているタイプとも言えません。
でも、お見合いの場では、積極的に会話をするように心がけ、相手への気遣いは忘れないよう、太郎さんなりに大人の対応をしていました。
ところが、お相手の女性と壁を感じることが多かったようです。そして、「あなたなんか、私の相手じゃないわ」と言われているような印象を感じ続けてしまい、せっかく結婚に向かって行動したものの、「やはり自分は結婚なんか無理なんだな」という感情の割合が多くなっていました。
そして、「今まで特に寂しかったわけではないし、こんな風にペースを乱されるのは本意じゃない」と思う気持ちが強くなっていったのでした。
先に結婚相談所に入会した友人の婚活も難航していました。近況を話すべく飲みに出かけると、
友人から、「どうして結婚相手は初婚じゃないとダメなの?」と聞かれて、改めて自分に問うてみたのです。
「結婚を途中でやめてしまったひとは、なんとなく無責任な印象があるから」
これが太郎さんの本音でしたが、とくにそういった枠を設けていない友人の婚活状況を聞いていると、自分の思い込みだったと感じ、すぐにカウンセラーさんに条件の変更を申し出ました。
条件の幅を広げたことで、太郎さんの婚活は新たな出会いが増えました。
そして気づけば、自然と会う回数が増えていった女性と成婚し、めでたく成婚退会することになったのです。
太郎さんは、ハンサムなひとではないけれど、相手の心を尊重する真面目な紳士なので、そんな太郎さんの良い部分を見てくれる女性と出会えたということです。
結婚するにあたり譲れない条件は誰にでもあるものです。
特に男性の場合は、
・結婚したら仕事を辞めて専業主婦になってほしい。
・結婚しても、仕事をしてほしい。でも家事に手抜きをしてほしくない
・料理の上手なひと
・美人・若くて・キレイ
など、容姿や家事などへの期待感が高く、譲れない条件として挙げる方も多いと思います。ですが、結婚を意識し、相手との出会いを求めるとき、一度冷静に自分の頭の中を整理してみてください。
実は「譲れないこと」には2種類あります。
「長男で実家を継がないといけない」「稼業を継がないといけない」など、絶対的に譲ることが出来ない条件と、「譲れないこと」と思っていたけど、実はたいした理由もなく思い込みで、簡単に譲れることの2種類です。
40代ともなると、自分が良しとする独りの生活パターンがあり、それまでの人生経験もあります。そのような中で、出来上がった「譲れないこと」とは、これまでの人生の中で得た情報や、偏った情報によって心が傾いていたこととも言えます。でもそれは自分が作り上げたものです。新たな情報=新しい出会いの中で得た情報で、自分の好みが変化することなんて、世の中にはザラにあります。
目が大きい女性が好きだと思っていたけど、出会って好きになった女性は目の細い美人だったとか、家で過ごすことが好きだったけど、出会った女性とのアウトドアが好きになったとか、知らなかった自分を発見することは沢山あることですし、新鮮で素敵な自分革命です。
譲れない条件を変更したことで、運命の相手と出会うことが出来た太郎さん曰く、婚活で一番大切なことは、「初めてのお見合いは、素直な気持ちで相手に接することが一番」と言っています。心をオープンにしたことで、見えたことが沢山あったのですね。
太郎さんの婚活ストーリー、いかがでしたでしょうか?
「背中を押してくれるひと」、「軌道修正してくれるひと」は、結婚を目指して行動していく中で大変貴重であり重要な役割を果たしてくれます。
仕事をしながら出会いを求めることは時間的にも大変なことです。忙しいあなたには、業界トップクラスの登録会員数を誇る結婚相談所「IBJメンバーズ」の利用をオススメします。
結婚したい場合、まず出会うことが大切です。どんどん出会って、自分の思い込みが覆されることを楽しむくらい、おおらかな気持ちで出会いを楽しんでください。そして、自分の新たな側面を沢山発見してください。新しい自分との出会いと、心から望む結婚相手との出会いを一緒に楽しむことが婚活成功の秘訣です。
また会員になることで、真面目に結婚を考えている約60,000名の会員からお相手を探すので、効率がとても良いです。たくさん出会うことで希望の方との出会いの確率が高まります。また、結婚に対しての迷いや疑問を含め、さまざまな側面からプロのカウンセラーが全面的にあなたの結婚をサポートしますので良いことづくしでしょう。