「恋愛は理想、結婚は現実」とよく言われるように、恋愛と結婚では求める相手が違います。もちろん、恋愛の延長線で結婚した人でも、その後の結婚生活がうまくいっているなら問題ありません。
しかし、結婚すると多くの場合、「好きなだけではやっていけない」という現実に直面します。その時はお互いの対応によって関係が深まりもするし、逆に関係が壊れてしまう場合もあります。
今、婚活中の人は、恋愛と結婚の違いをきちんと知り、そのうえで相手を見極めると良い結婚につながります。さらに、自身の婚活力を養うことでより自分に合う結婚相手を探すことができるでしょう。
そこで今回は、見極めるべき恋愛と結婚の違いと婚活力についてご紹介します。
目次
既婚者女性の口コミを見ていると、「恋愛と結婚の違い」をズバッと一言で分かりやすく表現しています。
例えば、
上記の口コミを見ただけで、恋愛と結婚の違いをなんとなくイメージできます。
実は結婚って、思いのほか現実的なんですよね。結婚は人生のゴールなどとよく言われますが、決してキラキラした生活ばかりが待っているわけではありません。
他にも、恋人は「遊び仲間」、結婚は「一緒に会社を立ち上げるパートナー」と言っている人もいます。
遊び仲間は楽しければ誰でもいいですが、会社を立ち上げる仲間となるとしっかりした人を選びたいですよね。友人と仕事仲間では求めるものが違うように、結婚相手も吟味して選ぶ必要があるのです。
恋人の時点では、自分と相手のお財布は別々だし、相手のお金遣いが多少荒くても「好き」というフィルターがかかっていて気にならないかもしれません。
しかし、結婚するとそういうわけにもいきません。家族になり一緒に生活していくわけですから、好き勝手にお金を使われては困るし、無駄遣いで生活費が少なくなれば自分の生活水準も落ちていくので死活問題です。
既婚者の口コミの中には、
などという意見があります。
中には、「お金があれば愛情も生まれる」という意見もありましたが、あながち間違っているわけでもないです。お金や心に余裕がある生活は、人を幸せな気持ちにします。そうすると、人を思いやる気持ちも出てくるので、結婚相手に対して愛情が生まれるのも頷けます。
「結婚は、好きだけじゃやっていけない」という厳しい意見が多いですが、逆に「好きな人でなければ、結婚生活は続かない」という意見もあります。それは当然なことで、一生を共に過ごすパートナーですから、好きという気持ちがないとやっていけませんよね。
しかし、結婚相手に対しての「好き」という感情は、「好きな人=尊敬できる人」に近いものがあると良いのではないでしょうか。
恋人同士であれば、好みや直観、容姿で好きになる場合が多いですが、結婚はもっと深い部分で相手を知り、尊敬できる部分があると、お互いにより良い人生を歩んでいけるのです。
既婚者女性の口コミでも、このような意見があります。
「私は恋愛の延長に結婚があると思う。
実際そうやって結婚して25年経つけど今幸せです。
やっぱり、好きな人じゃなきゃ結婚なんて考えられません。」
結婚相手に求めるものは経済力も大事ですが、やはり好きという気持ちも大切にしたいものです。
価値観の相違で離婚する芸能人などをニュースでよく見かけます。価値観と一言で言っても、人それぞれ違いますよね。
例えば、家事育児の価値観が合うか、生活リズムが合うか、親の介護の責任に対する考えはどうか、などです。
最近は女性の方にも稼ぎを求める男性も増えているので、これからの時代、働き方の価値観も重要になってきます。
恋愛は嫌いになるといつでも別れていいですが、結婚は嫌いになっても生活していかなければなりません。もちろん即離婚してもいいですが、すぐに決断できないはずです。
何年も一緒に暮らしていれば、相手の嫌な部分がたくさん見えてきます。例えば、家事を手伝ってくれない、食事の時クチャクチャと音を立てて食べる、頑固な部分がある、物を捨てられず部屋が汚い、などなど。
嫌な部分は、良い部分よりも目立って見えてしまうものです。
しかし、一個一個気にしていたら結婚生活は長続きしません。嫌いな部分に目を背けるのではなく、どう許していけるかが大事になります。
でも、許すという気持ちになるには時間がかかるもの。大切なのは、時間をかけて相手の嫌な部分を伝えることです。
「私はあなたのこういうところが嫌だ」ときちんと伝えるのです。面と向かって言うのが嫌なら、メールでもいいのできちんと伝えましょう。そうすることで、お互いを磨き合っていけるのです。
恋愛と結婚の違いを分かっていると、正しい婚活力を養うことができます。
自分の理想とする結婚生活と、現実的な生活どちらも想像できるからです。恋愛のように直観だけで相手を選ぶのではなく、実際に結婚生活を送っていくうえで「この人と一生暮らしていけるか」を深く考えられるようになります。
ただ、厳しい目で相手ばかりを見るのではなく、自分自身のことを見ていくのも婚活力を養う大事な要素になります。
よく、結婚相手は「誠実な人がいい」などと言いますが、自分は果たして誠実に生きているでしょうか?自分が誠実に生きていると、自然に相手の誠実さも分かるようになります。
それに、自分のことを知り、良い部分も悪い部分も受け入れていくことができれば、自分を好きになれるし、自信を持つことができます。
そうすると人は自然に輝いていき、おのずと良い結婚へと向かうことができるでしょう。正しい婚活力を養うことが、理想の結婚への道を開いていく鍵になります。
今回は、見極めてほしい「恋愛と結婚の違い」と「正しい婚活力」についてご紹介しました。
恋愛は嫌いになればすぐ終わりですが、結婚はそうにもいきません。経済力や共通の価値観などが重要だし、相手の嫌な部分にも折り合いをつける必要があります。それに「好き」という感情も大切にしたいですよね。
このように、結婚は良いバランスを感覚が必要です。
これから婚活する人は、合コンや婚活パーティー、お見合いなどさまざまな取り組みがあるでしょう。その中に、ぜひ「結婚相談所」も検討してみてはいかがでしょうか。
結婚相談所には、婚活力を養うノウハウをもつ専任のカウンセラーがいます。そのカウンセラーと一緒に、二人三脚で婚活を進めることができるので心強い気持ちになれるし、安心感があります。そうして、リアルに「恋愛と結婚の違い」を一緒に考え、あなたにとって一番良い結婚へと導いてくれるでしょう。
もし、合コンや婚活パーティーに行ってもなかなか結婚に結びつかないと悩んでいる人がいたら、ぜひ業界トップクラスの登録会員数を誇る 結婚相談所「IBJメンバーズ」を訪ねてみてください。