婚活したいけど「できるならお金をかけないで婚活したい」と考えている男性もいるのではないでしょうか?最近では、マッチングアプリも人気ですし、婚活サイト利用者も増えています。
そして、マッチングアプリや婚活サイトを利用して、無事結婚できたという男性も少なくありません。しかし、ここでひとつ知っておかなければならないことがあります。
それは、婚活するために利用するツールを選ぶ場合、マッチングアプリや婚活サイトが向いている男性と向いていない男性がいるということです。
簡単に言うと、女性の気持ちがよくわかり、どのように接したら女性が喜ぶのか、ちゃんと理解できている男性ならマッチングアプリや婚活サイトを利用しても結婚につながる可能性があります。
しかし、「あまり恋愛経験がなく女性の気持ちがよくわからない」という男性の場合は、マッチングアプリや婚活サイトを利用しても、なかなか結婚にはつながりにくいです。
そこで、今回は「婚活サイトでの婚活歴10年を経てやっと結婚できた男性」と「その男性と結婚した女性」にお聞きした「婚活体験談」と「婚活を成功させるコツ」をご紹介します。
ちなみにこちらの女性は、「結婚相談所」にも入会して婚活をしていましたが、出会いの数を増やすために、婚活サイトでも活動していたそうですよ。
最終的には、その婚活サイトで、今のご主人と出会い結婚するのですが、彼女の話によると「主人は結婚相談所を利用して婚活するべきだった。そうすれば、もっと早く結婚できていた」と断言します。
今回は、そんなご主人に対して、妻である彼女がそのように感じた理由を中心にご紹介します。
目次
今回の体験談を話してくださったゆり子さん(仮名)は、何と45歳で婚活を始めた方です。それ以前にも、20代からご両親の知り合いの仲人さんなどを通して紹介された男性とお見合いはしていました。
回数としては、40歳になるまでに20回近いお見合いをしていたそうです。しかし、残念ながら「結婚したい」と感じる男性に出会えず、お断りをしているうちに気がついたら45歳になっていました。
正直、そのころにはすでに結婚をあきらめていたゆり子さんですが、ちょうど彼女が45歳になったころ、世間では「婚活」という言葉が流行し始めました。それまでは「結婚相談所に入会するなんて、モテない女性みたいで恥ずかしい」と感じていたゆり子さんでしたが、その「婚活」という言葉はゆり子さんに「結婚相談所に入会することは恥ずかしいことではない」という勇気をくれたそうです。
そして「今後、ひとりで生きていく覚悟を決めるためにも、後で後悔しないよう1年限定で婚活してみよう」…そう考えたゆり子さんは思い切って結婚相談所に入会しました。しかし、結婚相談所に入会しても、45歳のゆり子さんにお申込みをしてくれるのは55歳以上の男性が多かったそうです。
それでも「圧倒的に条件の悪い私にお申込みをしてくれるだけでもありがたい」と考え、申し込んでくれた男性たちと数回お見合いをしました。でも、どうしても「結婚したい」とは思えずお断りばかりしていたようです。
そんなとき、やはり、同じように結婚相談所で婚活し、見事、結婚した同年代の女性から「婚活サイトも短期間なら利用してみてもいいのでは」というアドバイスをゆり子さんはもらいます。
「婚活サイトに登録している男性なんて信用できないのでは?」と考えていたゆり子さんでしたが、お見合いもなかなかうまくいかない現実を前に「気分転換のため」くらいの気持ちで婚活サイトに登録しました。
登録してみて気づいたのは、多くの男性が女性に対する希望年齢を「38歳まで」としていたことです。「自分と同い年くらいの男性は、自分より10歳くらい年下の女性を結婚相手として希望している」という厳しい現実をひしひしと感じさせられました。
しかも、婚活サイトでは、お申し込みをしてくれる男性はほぼ皆無でした。そこで、背水の陣を敷いたゆり子さんは、自分の方から気になるお相手にお申し込みをしてみました。
すると、2人だけお見合いをOKしてくれる男性がいたそうです。そして、そのひとりが今のご主人でした。
ゆり子さんは、初めて後に夫となる宗太さん(仮名)に出会ったときに「やっぱり(そうだった)」と思ったそうです。ゆり子さんは、写真をあえて見ないで宗太さんに会ったそうですが、会う前から「この人はファッションなどにまったく興味のない人なのでは」と何となく感じていたそうです。
実際、会ってみた宗太さんは、年配の男性がよく着ているようなタイプのグレーのジャンパーを着て現れたのだとか…。ゆり子さんより2歳年上で当時48歳だった宗太さんですが、いくら何でも初めて会う女性に会う時のファッションではないとゆり子さんは感じました。
ちなみに、結婚後、聞いた話によると宗太さんは婚活サイトで出会う女性からは、ほとんどお断りされていたようです。ゆり子さんは、このファッションもその原因のひとつではないかと感じました。
しかし、一緒にお茶してみると思った以上にゆり子さんは宗太さんと一緒にいて楽しかったそうです。この時点で25回目のお見合いだったゆり子さんにとっては、初めて一緒にいて楽しく感じられる男性でした。
結婚相談所の結婚カウンセラーさんから「皆さん、お見合いであっても結婚するお相手には、初めて会ったときに今まで会った方とは違う印象を受けられるようです」と言われていたゆり子さん。
「この人とだったら、毎日楽しく暮らしていけそうな気がする」そう感じました。そして、それから半年後に結婚します。
ゆり子さんは「夫は結婚相談所を利用していればもっと早く結婚できたのに…」と言います。もちろん、ご主人が結婚相談所を利用して早く成婚していたならゆり子さんは、いまだ、お相手に恵まれず独身だったかもしれません。ですから、ゆり子さんは「私のためにはその方がよかったけど…」と笑っていました。
ところで、ゆり子さんが「夫は結婚相談所を利用していればもっと早く結婚できた」と考える理由とはどのようなものなのでしょうか?
ゆり子さんによると、宗太さんはお見合いに臨む男性として「やるべきこと」がことごとくできていなかったそうです。
ゆり子さんは結婚相談所に入会したのは45歳でしたが、20代から親の知り合いの仲人さんを通じて20回近いお見合いをしていました。そして、それらの男性は前もって仲人さんから「お見合いに行くにあたって気を付けること」をきちんと教えてもらっていたのです。ですから、お見合いに臨む男性としてのマナーはしっかりしていました。
しかし、宗太さんにはこれらを教えてくれる人がいなかったため、お見合いでNGな行動ばかりしていたそうです。
それらについてゆり子さんに詳しく聞いてみると
1.初めてのお見合いでは、スーツかジャケット着用、あるいは、それなりに女性ウケするファッションで来るべきなのに、あり得ない服装で来た
2.最初のお見合いのコーヒー代を宗太さんにいくらだったか聞いて、お金を渡したらそのまま受け取った(初対面でのコーヒー代だけは支払ってほしいと多くの女性は考えている)
3.別れ際、顔をよく見たら鼻毛が出ていた
の3点だったそうです。
それに加えて、前にもお話したように、ゆり子さんはあえて宗太さんの写真を見ないで会うことにしていました。何となく、写真を見たら会いたくなくなるような気がしたからなのだそうです。
実際、それは当たっていて、交際を始めてから宗太さんが婚活サイトに登録していた写真を見せてもらったところ「この写真を見て会いたいと思う女性は本当に稀なのでは」と思う写真だったそうです。
結婚相談所に入会していたなら、まず、結婚カウンセラーがこの写真を見てNGを出し、適切な写真の撮り方を指導してくれたでしょう。「宗太さんは、婚活における注意点を教えてくれる人がいなかったため、38歳から48歳までという長い間、婚活をすることになったのでは」というのがゆり子さんの考えです。
今回は「ネット婚活を10年していた男性」と結婚した女性から聞いたお話を紹介してみました。女性の心理や女性にどう接するべきかがわかっている男性にとっては、マッチングアプリや婚活サイトを利用して結婚につなげることも可能です。
しかし、女性とどう接していいのかわからないという男性にとっては、マッチングアプリや婚活サイトを利用した婚活はハードルが高いかもしれません。
そんなときは、結婚カウンセラーのいる結婚相談所などを利用することで、結婚につながりやすくなります。たとえば、カウンセラーの質がいいことで人気の 結婚相談所「IBJメンバーズ」なら、女性心理をしっかり把握している結婚カウンセラーがうまく婚活をサポートしてくれます。
マッチングアプリや婚活サイトを利用しているのに結果が出ないという男性は、ぜひ、 無料カウンセリング を受けて結婚カウンセラーに的確なアドバイスをもらうことをおすすめします。