あなたは、毎日どんなことを意識してランチを食べていますか?
ご存知のように毎日の食事は大切です。なぜなら、あなたの身体は食べたものでできているからです。
もし今、「冷え」「肌荒れ」「むくみ」「頭痛」など身体の不調を感じているなら、食事を見直すことによってかなり身体の不調を改善することができます。
たとえば、仕事の合間の限られた時間に食べるランチは、早く食べることに重点をおき選びがちですが、仕事の合間のランチといえど、ないがしろにしてはいけません。
美肌や健康のポイントは「腸を整えること」といわれています。自分の身体を構成する食べ物にはいつも気を配り、消化吸収の良いものをバランスよく食べるよう心掛けましょう。腸の健康は、あなたのキレイを内側から実現します。
そんな今回は、身体の内側から健康美人をめざすおすすめランチをご紹介していきます。
目次
主食と副菜など、バランスの良い食事を摂ることで身体の内側からキレイを実現します。ただ外食は基本的に味付けが濃く野菜が少ないので、その点をカバーできる手作り料理こそ、一番のご馳走メニューになります。
ですから、自宅で作ったお弁当ランチが最高のランチになります。
たとえ、前日の残りを詰め込んだだけのお弁当だったとしても、自分で作ったお弁当は、塩加減や油の量も適度で健康的です。
外食はどうしても味付けが濃くなる傾向が強く、リピートしたい人向けの味になりがちです。でもその分、生活習慣病になるリスクも高まるので、それでは本末転倒ですよね。
家庭で作ったお弁当なら、自分好みの料理なのでそんな心配は少なくモリモリ食べて午後からのお仕事も頑張りましょう。
朝は、早起きがつらかったり慌ただしかったりで、お弁当自体作る暇も余裕もない方が多いかもしれません。そんな時、前の晩から仕込むことが出来るスープジャーランチなら、かなりおすすめです!
健康美人は、お肌の調子や美しさがかなりカギになります。そのお肌の調子や美しさは、身体の老廃物がスムーズに排出されていることが大前提になりますので、血流やリンパの流れがスムーズでなければなりません。冷えた体では、血流もリンパの流れも滞り、老廃物が溜まりやすい身体となってしまいます。
ですので、なるべく身体の冷えを避け、身体を温めたり温かい食べ物を意識的に食べたりすることは大切です。
温かいスープは、その点で最適な食べものです。スープには、野菜の栄養がタップリ溶け込んでいて、温めることにより、より美味しくなりますよね。またスープは、冬場だけでなく、夏場でも温かいスープが効果的です。OLさんなどオフィスワークのお仕事などは、オフィスと外の寒暖差がかなりある場合があり参ってしまう方もいるでしょう。夏なのに余計冷えがひどくなるということはよく聞く話です。
温かい食べものは、冬場に限らず、年中積極的に摂り、いつも身体の温め、内蔵を元気に、血液やリンパの流れを滞らせないようにしましょう。
外食ランチで一番オススメしたいのは「和食(定食)ランチ」です。なぜなら、日本人の胃に合っているからです。
日本人はもともと農耕民族なので、洋食と胃の消化酵素があまりマッチしていないといわれています。食べ物を消化する胃と、食べ物の相性が良いということは、負担なく消化できるということですから、日本人にとって和食は「身体に良い」ということになります。
もちろん、栄養バランスの面でもとても良いです。たとえば、主食となるお米は、糖質やたんぱく質など、身体の基礎を作るのに欠かすことのできない栄養素になります。しかし、近年では太る要素ばかり取り上げられ、日本の食卓からお米を食べるという普通の習慣が減ってきていると言われています。
でも、お米には、実は美しさを保つのにも必要なミネラル「亜鉛」や「マグネシウム」も豊富に含まれています。亜鉛は、新陳代謝や免疫力を高め、爪や皮膚の成長も助けます。マグネシウムは、骨代謝や歯の形成に必要です。また精神神経回路の伝達などを正常に保ち、興奮状態やストレス状態を緩和したり安定させたりする働きもあります。また、カルシウムの吸収を高める働きもあります。近年ではこのマグネシウム不足によるカルシウム不足が深刻な問題になっているようです。
そして、なんといっても便秘で悩む女性には、ぜひお米を食べて欲しいです。最近は、便秘やダイエットを理由に食べる量を控える女性が多いのですが、便になるものを食べていなかったことが原因で便秘になっている方が非常に多いです。そもそもお米には食物繊維も入っているので、便秘の方は積極的にお米を食べましょう。
韓国には「医食同源(いしょくどうげん)」という言葉があります。これは「食べもので病気にならない身体を作る」という考えが広く根付いていることから、季節の変化に伴って、「滋養強壮(じようきょうそう)」を意識した料理が多いのです。
たとえば、キムチは発酵食品です。発酵食品は腸内環境を良くしてくれます。
家庭ごとに変わるキムチのタレには、アミの塩辛が入ることで、発酵食品として一層栄養価の高いものもあり、ネギ・ショウガ・にんにくなど、血液循環を高める食品がふんだんに入っています。
また、血液循環を良くする料理が多い韓国料理では、「えごまの葉」がよく使われています。「えごまキムチ」で有名ですね。
最近は、「えごま油」がスーパーの店頭に並び、手軽に購入することができるようになりました。血液サラサラは、身体にとって良いこと尽くしです。特に、血液の状態は見た目の違いによく表れます。血液がサラサラだと、いつまでも若々しい見た目を保つことができるので、ぜひ発酵食品や発酵食品を取り入れた料理を積極的に摂取するようにしましょう。
ランチで中華料理というと、いかにも「脂っこい」とか、ラーメン&チャーハンセットのように「炭水化物」×「炭水化物」など、むしろ「身体に悪いのでは?」と考えてしまいがちですが、「日本で生まれた中華料理」や「冷やし中華」はおススメです。
食べ物の栄養やバランスを考える時、食べる環境や季節にも意識したいところです。
たとえば、冷やし中華は、湿度の高い6月くらいから提供されることが多いのですが、その理由は、トマトやきゅうりが身体の熱を冷ます効果があり、また汗で失われた体力を補うために必要な良質なたんぱく質である「たまご」や「鶏肉(又はチャーシュー)」もついています。さらに冷やし中華の「タレ」にも注目すると、「タレ」には夏バテに良いとされる「お酢」が使われています。お酢の効果はご存知かもしれませんが、「便秘改善」「内臓脂肪の減少」「高血圧抑制」「ビタミンC破壊防止」など、嬉しい効果が盛りだくさんです。しっかり摂って、美しさと健康を手に入れたいものです。
このように中華料理は、季節によって最適な料理が「手軽に」「たっぷり」食べられるので、「今日はなんだかガッツリ食べたい!」と思うとき絶対おすすめです。
もちろん、中華料理のみならず、季節感のある「旬の食べもの」を積極的に摂取することは身体にとってとても良いです。人間も自然の中で生かされている動物です。自然のエネルギーをしっかり摂取することで、身も心も満たされ健康美人につながります。
いかがでしたか?
今回は、身体の内側からキレイになれる昼食ランチ5選、ご紹介しました。
身体の内側からキレイにすることで、健康的で美しい素敵な毎日を送ることができます。
人間は、食べて、吸収して、消化する、という体の循環システムがあります。これがスムーズに行われれば、見た目の衰えや日々の疲労感というものもかなり改善されます。
たとえ、仕事の合間にとるランチであってもあなどらず、身体や心が喜ぶバランスの良い食事を選ぶようにぜひ心がけてみて下さいね。