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覚えておきたい!スマート男性の食事マナー【和食編】

覚えておきたい!スマート男性の食事マナー【和食編】

2019.04.09 お見合い

彼女とのデートでカジュアルなレストランやオシャレなカフェを選ぶ方も、年に1度くらいは美しい日本庭園を眺めながら、本格的な和食を楽しんでみるのはいかがですか?

「本格的な和食」と聞くと、敷居が高いイメージで敬遠しがちですが、箸の使い方、器の持ち方などポイントを押さえておけば。それほど難しいマナーもありません。

今回は和食をいただくときに覚えておきたい、食事マナーについてご紹介します。

目次

    和食をいただく前に気をつけておきたいマナー

    和食のマナーは席について食事をいただく前から始まっています。

    和食の席にふさわしい服装をする

    和食の席にふさわしい服装をする

    和食とは言え、デートなのでフォーマルな服装をする必要はありません。

    男性の服装はトップスにジャケット、ボトムスにはチノパンやスラックスなどスマートカジュアルな服装がおすすめです。ダメージジーンズやショートパンツはカジュアルすぎるのでNG。

    さらに、和食デートという雰囲気を壊さないために、清潔感は第一に考えましょう。

    「懐紙」を上手に使う

    「懐紙」を上手に使う

    懐紙(かいし)はお茶席などで使用される携帯の和紙です。洋食でいうところのナプキンと言えばわかりやすいでしょうか。懐紙は受け皿の代りにしたり、口元を拭いたりする用途に使用します。他にも次のような使い方があります。

    ・ 果物の種を出すときに口元を隠す
    ・ お菓子を包む
    ・ メモ帳代わりに使う

    懐紙を持っていないからといってマナー違反にはなりませんが、和食をいただくときに持参すれば何かと重宝するでしょう。男性が懐紙をスマートに使えると、女性から一目置かれますよ!

    おしぼりの使い方に注意

    おしぼりの使い方に注意

    「おしぼりは手を拭くだけに使う」だけがマナー。顔や口元を拭くのはもちろん、テーブルにこぼれたものをおしぼりで拭く行為はマナー違反です!

    口元を拭くときは、おしぼりではなくハンカチや懐紙を使います。また、テーブルにこぼしてしまったときはお店の人を呼び、拭いてもらいましょう。一度使ったおしぼりは、拭いた部分を内側にしてたたみます。

    和食をいただくときに気をつけたいマナー

    食事前に気をつけたいマナーがわかったら、次はいよいよ食事中のマナーです。和食には洋食とは違う独自のマナーがあります。

    割り箸は上下に割る

    割り箸は上下に割る

    割り箸の正しい割り方をご存知ですか?

    多くの人は割り箸を垂直に持って左右に割ることが多いかと思いますが、実はこれ、間違った割り箸の割り方なんです!

    割り方は、水平に持って膝上で上下に引っ張るようにして割るのが正しい割り方です。和食マナーの基礎中の基礎ですが、意外と知られていないので気をつけましょう!

    箸使いのマナーを守る

    箸使いのマナーを守る

    和食のマナーは「箸使いに尽きる」とも言われます。正しい箸の使い方がマスターできれば、どんな高級料亭でもスマートに和食をいただくことができるでしょう。箸は基本的に、次に挙げるタブーに気をつけていれば、何も難しいことはありません。

    ・返し箸(逆さ箸)
    箸の持ち手の方で料理を取ることです。居酒屋など大皿の料理を取るときにやってしまいがちですが、手が触れていた方で料理を取ることは相手に不快感を与えてしまいます。

    ・刺し箸
    料理に箸を突き刺して食べることです。つかみにくい料理は小さく切るか、片方の箸だけに指して掴めばOKです。

    ・寄せ箸
    箸の先端で器を自分の方へ寄せることです。

    ・迷い箸
    どの料理を食べようか皿の上で箸をあちこち動かすことです。

    ・探り箸
    器の中の料理を箸でかき混ぜるようにして盛り付けを崩すこと。和食の盛り付けには料理人の繊細な気遣いが施されているので、それを台無しにする箸の使い方は当然マナー違反です。

    ・渡し箸
    小皿や小鉢の上に箸を置くことです。「三途の川を渡す」という意味にも捉えられるため、和食では禁忌とされています。箸置きがない場合は、割り箸の袋などを箸置き代わりに利用しましょう。

    ・ねぶり箸
    箸先の汚れを口で舐め取ろうとするのがねぶり箸です。お相手に見苦しい印象を与えてしまうので、懐紙で拭き取るようにしましょう。

    手に持っていい器と持ってはいけない器を知る

    手に持っていい器と持ってはいけない器を知る

    和食にとっての器は料理を盛り付ける道具であるだけでなく、料理と器のハーモニーを目で楽しむものでもあります。器を手に取るときは両手で丁寧に扱い、膳に置くときは音を立てないように静かに置きます。

    和食の器には手に持っていいもの、手に持ってはいけないものがあります。

    ・手に持っていい器
    ご飯茶碗、お椀、小鉢、小皿、つゆ皿、どんぶりなど小さめのお皿

    ・手に持ってはいけない器
    焼き魚を盛り付けた皿、天ぷらを盛リ付けた皿など大きめで、重い皿

    手を受け皿にしない

    手を受け皿にしない

    料理を取った箸を口元に運ぶとき、汁がたれないように片手を受け皿のように添えて食べる癖がある方もいらっしゃるでしょう。これは和食で「手皿」と呼ばれ、見苦しい行為とされています。手を受け皿のようにする代わりに、懐紙を使うか、小皿で受けるようにしましょう。

    和食のマナーがスマートな男性は女性の好感度がアップ!

    和食のマナーがスマートな男性は女性の好感度がアップ!

    和食の正しいマナーをご紹介しましたが、よほど和食に詳しかったり、調べたりしている人でないと全てを理解することは難しいと感じるでしょう。でも、難しいという印象がある和食マナーを正しくこなせる男性は、女性からの好感度がアップします。

    さらに、高級料亭や高級和食店での食事は、結婚前にお互いのご両親との会食で選ばれるシチュエーションでもあります。和食マナーがしっかりできていれば、お相手のご両親からも一目置かれるはずですよ!

    まとめ

    まとめ

    食事のマナーは「お食事の相手に不快感を与えない」「気品を感じさせる」という考えが基となっていますが、あくまでも「楽しく、美味しく食べるためのもの」です。彼女とのデートで美しく箸を使い、懐紙をスマートに使いこなせたら、お互い気持ちよく食事ができるのではないでしょうか?

    本格的な和食は、マナーが難しいとイメージで敬遠しがちです。でも、ご両親との会食を例に出したように、デート以外にもフォーマルな場で和食をいただく機会はやってきます。ぜひ今回の記事を参考に、季節の旬を感じさせる美味しい和食を楽しんでくださいね。

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