女性の中にはお付き合いしている男性に対してやきもちを焼く人がいます。ちょっとのやきもちならかわいいものの、生活に支障が出るような嫉妬や束縛は、お互いにとって良くありません。
今回は、女性がやきもちを焼く理由や嫉妬しやすいシチュエーション、対処法について解説していきます。
目次
そもそも女性の中にはなぜ、やきもちを焼く人がいるのでしょうか。嫉妬心の根底には「大切なものを失いたくない」という心理が働いていることが少なくありません。
たとえば、自分の好きな人や恋人がほかの誰かと親しくしていると、「自分から心が離れてしまうのでは?」と不安になり、やきもちを焼くのです。こうした嫉妬により、恋人の行動を制限する束縛をしてしまうこともあります。
先ほどご説明したように、嫉妬心の多くは「大切なものを失いたくない」「私から離れてほしくない」という気持ちから発生します。ここでは、女性がやきもちを焼きやすいケースについて解説していきます。
自分に自信が持てない女性は、やきもちを焼きやすい傾向があります。
自分に自信がないと、「私がなんかが彼女でいいのかな」「私と一緒にいるときより、他の女の子と一緒にいるときのほうが楽しそう」などと彼の言動や行動にいちいち振り回され、ちょっとしたことでモヤモヤしてしまいやすくなるためです。
過去に浮気をされた経験やトラウマがある女性はとくにこうした傾向が強く、やきもちを焼きやすい可能性があります。
独占欲とは、「独り占めしたい」という欲求です。その欲求が強ければ強いほど、彼への執着心や依存心、彼を失ってしまうかもしれないという恐怖心が増幅し、彼に接近する他者に対して激しい嫉妬心を抱いてしまいます。
そのため、彼の行動のひとつひとつを自分の支配下におき、それが少しでもコントロールできない状況になると、必要以上にやきもちを焼くことにつながります。また、独占欲があまりに強い場合、彼の行動を制限しようとするあまり、人間関係にさまざまな悪影響を及ぼす可能性が出てくるため、注意が必要です。
恋愛体質の女性の中には、恋愛に対する理想が高い方もいます。「いつも私のことだけを見ていてほしい」「週に2回はデートしてほしい」「どんなときでもラブラブでいたい」といった高い理想の恋愛を思い描くこともありますが、実際にはお互いの生活リズムの違いから、思い通りにいかないことは多々あるでしょう。
そんな理想と現実とのギャップにイライラしてしまい、やきもちを焼いてしまうことも考えられます。
相手の状況がわからないために不安になることで、やきもちに近い感情を抱いてしまうこともあります。大事な人と連絡がつかないことで不安になる方は少なくないため、やきもち焼きの女性に限らず、お相手にこまめに自分の状況を伝えてあげることは大切です。
女友達が多い男性は、女性との接点が多い分、「心変わりされたらどうしよう」と不安に思われやすくなります。
たとえば、男性の口から「○○さんってきれいだよね」といった他の女性を褒める発言を頻繁に聞けば、「私は○○さんより劣っているんだ」「○○さんのほうが好きなんだ」などと、ネガティブに受け止めてしまう女性も少なくありません。
メッセージでコミュニケーションを取ることが多い場合は、メッセージのちょっとした変化が女性を不安にさせ、結果的に束縛を強めてしまうことがあります。
女性からのやきもちが強くなったと感じている方は、メッセージの頻度が減った、絵文字が少なくなった、返信が遅くなったといった変化に心当たりがないか、ご自身の行動を振り返ってみるとよいでしょう。
二人で過ごす時間が少なくなると、「私に興味がなくなったのかな」「今どこで何をしているんだろう」と女性に不安を抱かせてしまうことにもつながります。
仕事で忙しかったり、何か他にやりたいことがあったりする場合はその旨をきちんと伝えたうえで、次の約束を取り付けておくなどして、少しでも安心してもらえるような工夫をしましょう。
一緒にいるお相手が話していても相槌を打たなかったり、つまらなそうにしていたりすると、やきもち焼きの女性でなくても不安になるものです。
お相手との話を聞いていること、楽しんでいることが伝わるようなリアクションをとることは、人と接するときの最低限のマナーとして心がけましょう。
一緒にいるときにスマホばかり見ていると、「私と一緒にいて楽しいのかな?」とお相手に不安を抱かせるだけでなく、「他の女性と連絡を取っているのでは?」と浮気を疑われて、女性の嫉妬を加速させてしまいます。
一緒にいるときはできるだけスマホを見ないようにし、どうしても連絡しなければいけないときは「仕事の連絡が入ったから」などと、どんな用事なのかをはっきりと伝えてあげるようにすると、お相手の不安を和らげられる可能性があります。
女性がやきもちを焼きやすいケースについてお伝えしてきましたが、裏を返せば、そうしたシチュエーションを未然に防ぐことで、女性の嫉妬心や束縛を和らげられる可能性があります。ここでは女性を安心させる行動や対処法について解説していきます。
自分に自信が持てないことからやきもちを焼いてしまう女性の場合は、好きなところを言葉でしっかりと伝えてあげましょう。そうすることで、女性が自分に自信を持つことができ、「あぁ、私は愛されているんだなぁ」と実感できます。
もしも言葉で伝えることが恥ずかしくてできない場合は、女性が不安に思っていることをしっかり聞いてあげると、「彼が私のことわかってくれようとしてくれている」と深い愛情を感じて安心します。お相手である女性の不安を解消するにはどうしたらよいか考えると、自ずと答えは見えてくるはずです。
女性の独占欲が強い場合は、2人だけの決め事をつくったり、ペアアイテムを持ったりすることで、彼女のやきもちが和らぐことがあります。とくに一緒にペアで身につけられるアイテムは、「とても特別な彼女である証」を強く感じることができるので、女性の独占欲がかなり和らぐことでしょう。
LINEをはじめとしたメッセージのやりとりの中でも、「2人だけがわかるやりとり」があるだけで特別感が増し、お相手を安心させることにつながります。また、2人きりのときにだけに呼び合う「あだ名」をつけるのも方法の一つです。
女性側の恋愛に対する理想を高く、思い通りの恋愛ができないことでやきもちを焼いている場合は、まず女性の不満を聞きましょう。
たとえば、週に1回デートができないことが不満だと分かった場合には、「俺も週1でデートしたいよ~。でも、最近ほんと忙しくてごめんね。次のデートでは○○に行きたいな~」など、次のデートの構想まで合わせて伝えてあげると、彼女も「私との付き合いをちゃんと考えてくれてる」と満たされ、やきもちが和らぐ可能性があります。
男性の状況がわからないことが原因で疑心暗鬼になり、嫉妬心を焼いてしまう場合は、前もって予定や状況を伝えておく習慣をつけましょう。
たとえば、「今週は仕事が忙しくなるかも」「来週は、友達と飲み会が入っているから遅くなる日があるかも」など、彼女にそれとなく伝えておくと、女性に安心感を抱いてもらいやすくなります。
男性に女友達が多いことに、女性がやきもちを焼いている場合、彼女の前で、他の女性の話題を出したり、他の女性を褒めすぎたりすることは控えましょう。
男性にとって何気なくいってしまいがちな「かわいい」という一言も、女性からすれば、「えっ、あんな子がタイプなの?」と敏感に反応することがあります。他の女性を褒めることはあっても構いませんが、「○○が一番!」「○○、かわいいな~」「○○と居られてしあわせ」と、言葉でちゃんと愛情表現をすることが大切です。
女性がやきもちを焼くのは、お相手の男性を大事な存在だと思っているから。女性を大切に思っているのであれば、まずはその気持ちを伝えて安心させてあげるようにしましょう。
しかし、男性の中にはそうした女性の心の機微を読むのが難しいと感じる方もいます。そうした方は結婚相談所に入会してみるのも方法の一つです。結婚相談所では、担当カウンセラーが交際中のアドバイスをしてくれるほか、お相手のカウンセラーと連携して直接聞きにくいお相手の本音を聞き出してくれることもあります。
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