気になる女性に好印象を持たれたい男性は、さりげない気遣いを意識しましょう。女性に限らず、自分を気遣ってくれる人に人は好感を持ちやすいからです。
さらに、お相手が婚活中の女性であれば、あなたと一緒に過ごす時間に居心地の良さを感じて、結婚相手としても好感を持ってくれる可能性があります。
今回は女性が喜ぶさりげない気遣いとは何か、具体的にすべきことと合わせて紹介します。
目次
さりげない気遣いとは、自分にできる範囲で相手に尽くしたり、サポートしたりする「見返りを求めない行為」を指します。
たとえば、冷房が利いた室内で寒そうにしている女性に「寒くない?」と声をかけたり、エアコンの温度を調整してあげたりしたとします。
こうした気遣いをしてあげた女性に対して「気遣いをしてあげたんだから、デートのお誘いに応じてほしい」といった見返りを求めない気遣いが、「さりげない気遣い」に当たります。
これらの気遣いは「何かお返しをしてほしい」という下心が見透かされてしまうと、恩着せがましい行為になってしまいます。見返りは求めない、ただ「ありがとう」のひと言だけでも嬉しいという気持ちに余裕を持つことこそ、さり気ない気遣いのできる男性になるための第一歩です。
さりげない気遣いができる男性は、お相手に居心地のよい時間を過ごさせてあげることができるため、婚活においても好感を持ってもらいやすくなります。
平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)によれば、結婚相手に求める条件(複数回答可)として、「一緒にいて楽しいこと」を挙げた人は74.5%、「一緒にいて気を遣わないこと」を挙げた人は73.5%いました。
これらのことから、さりげない気遣いができる男性は、婚活のお相手から好意を持ってもらえる可能性が高いといえます。
引用:平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)
恋愛経験の有無にかかわらず、すぐに実践しやすい「さりげない気遣い」を6つ紹介します。婚活のお相手の女性に対して、少しずつ実践してみましょう。
相手の体調を心配して言葉をかけることは、誰にでもできる気遣いの基本です。
たとえば、花粉の季節でマスクをしている女性に「花粉症は大丈夫ですか?」と声をかけたり、職場で残業をすることになった女性に「無理しないでくださいね」と心配してあげたりすることなどが挙げられます。
体調が弱っているときは心細い気持ちになることがあるため、こうしたさりげない気遣いをより一層ありがたく感じてもらえる可能性があります。
女性の中には話を聞いてもらえるだけで心が落ち着く、安心するという人がいます。誰かに愚痴を言ったり、悩みを打ち明けたりすることで「心のデトックス」をして、スッキリするのです。
だからこそ、女性からの相談は徹底して聞き役に回りましょう。余計な批判をしたり、求められてもいないアドバイスをしたりすることは気遣いではありません。まずは相手の気持ちを受け止め、共感してあげることが大切です。
女性と歩いているときに歩幅を相手に合わせたり、路上では男性が車道側を歩いたりすることも、さり気ない気遣いになります。
こうした気遣いは、「レディファースト」と言われることもありますが、あまり堅苦しく考えずに「女性を守る」「女性を楽にさせてあげる」という気持ちを持って接することが大切です。
女性と一緒にいる間は、お相手との時間に集中しましょう。スマホや時計をチラチラと確認していると「退屈しているのかな?」「早く終わらせたいのかな?」と相手を不安にさせてしまうためです。
とくに、お付き合いしたいと思っている女性に対してそのような態度を取ってしまうと、好感度を一気に下げてしまう可能性があるので注意してください。
どうしてもスマホを確認しなければいけない場合は、お相手にひと言断りを入れたうえで、食事が終わってしばらくしたタイミングや、女性がトイレで席を立ったときなどに留めましょう。
まだお付き合いもしていない女性との会話で、お相手の過去の恋愛遍歴や兄弟家族といったプライベートについて詮索することは、お見合いの場であってもNGです。
最寄り駅や職場などを聞くのも避けましょう。いくら会話を盛り上げようとしてピックアップした話題でも、不快に思われたり、警戒されたりすると、その後の関係に悪影響を及ぼすためです。
趣味の話であればお相手も話しやすく、不快に思われることもないでしょう。プライベートに踏み込みすぎないようにしながら、会話の内容をチョイスすることが大切です。
あなたの好きな女性や彼女に限らず、子供やお年寄りへの気遣いも大切です。女性にだけやさしくしていても、他の方に態度を変えるようでは不信感を持たれてしまいます。たとえば、満員電車で杖をついたお年寄りに対して、頑なに席を譲らない男性に、女性が好印象を持つでしょうか。
自分の損得にかかわらず、自分の周囲にいる助けを求めている人、サポートが必要な人に対してすぐさま行動が起こせる人こそ、「気遣いのできる男性」なのです。
さりげない気遣いがどんなものかを理解したところで、すぐに実践できるさりげない気遣いを3つご紹介します。ちょっとした心がけでできるものばかりですので、早速今日から試してみましょう。
女性を優先させてあげるレディファーストを意識しましょう。女性とデート中や食事中に実践すべきエスコートには、以下のような行動があります。
・ 飲食店ではソファ側を女性に譲る
・ エスカレーターの上りは男性が女性の後ろに立つ
・ エスカレーターの下りは男性が女性の前に立つ
・ 女性の私物以外の重い荷物を持ってあげる
・ 大皿の食事を取り分ける
女性を守る意識を持てば、すぐに実践できることばかりです。
お相手の女性が相談事を打ち明けてきたときは、真剣に聞きましょう。あなたを頼りにしてきてくれた信頼に応えることで、さらに強い信頼関係が築ける可能性があるためです。
また、何気ない会話の中でちょっとした困りごとがありそうだと感じたときは、自分から「何かあった?よかったら話を聞くよ」と伝えてあげると、お相手の女性は相談事を打ち明けやすくなります。
女性の見た目や様子に変わったところがないかよく観察し、変化があれば伝えてあげるとよいでしょう。「髪型変わったね」と容姿の変化に気付いたり、「体調が悪そうだけど大丈夫?」と配慮したりすることで、自分を大切に見てもらっていると感じてもらいやすくなります。
ただし、容姿の変化について言及しすぎると、怖がられてしまうこともあります。容姿の変化について触れるときは、お相手との距離を見極めながらほどほどにしましょう。
「気遣い」という言葉からもわかるように、何より大切なのは「相手がどんな気持ちか」を気にすることです。そして、これは婚活を成功させることのひとつでもあります。
女性に対してどのような気遣いをすればいいかわからない方・恋愛経験が少ない方は、結婚相談所を利用するのがおすすめです。
結婚相談所では、担当者がお見合いや交際中もアドバイスを行っているため、婚活を進めるうえで不安な点が多い方も安心して活動することができます。
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