ギャップ萌えという言葉をご存知ですか? ギャップ萌えとは、相手が思っていたタイプと違ったときなどに感じる心のときめきのこと。ギャップ萌えのシチュエーションやギャップ萌えしてもらう方法を知り、恋愛に活かしていきましょう。
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ギャップ萌えとは、仕事とプライベート、初見と親しくなってからなど、場面によってその人の印象が異なることによって強く惹かれることを指します。
デジタル大辞苑によれば、「ギャップ」は「大きなズレ」を意味し、「萌え」は「ある人や物に対して抱く強い愛着心」という意味だそう。このふたつが組み合わさることによって、「ギャップ萌え」という言葉が生まれたのです。
ギャップ萌えするシチュエーションは、最終的に良い印象に変わるようなものや、普段は誰にも見せていない顔を自分にだけは見せてくれた、といった特別感のあるものが一般的です。
ギャップ萌えするシチュエーションにはどんなものがあるのか、より具体的に知っておきましょう。
普段は陽気なおちゃらけキャラの人が、仕事に真面目に取り組んでいるとグッとくる人もいます。
お相手が仕事関係の方でない場合は、仕事中の様子を見せることはできませんが何気ない普段の会話の中に仕事の話を織り交ぜると、仕事に真摯に向き合っていることが伝わるかもしれません。
第一印象は冷たそうに見えて、実は優しいというギャップに惹かれる人もいます。最初は「冷たい人なのかも…」と思っていたからこそ、実は優しかったときの意外性が相手への印象がさらによくなることもあります。
派手に見えて礼儀正しいというギャップも、萌え要素につながりやすい事柄です。礼儀正しさや清潔感は相手に伝わりやすいうえ、嫌う人が少ないもの。ギャップ萌えに限らず、積極的に取り入れていきましょう。
好きな人をギャップ萌えさせたいあまり無理をすると、ぎこちなくなり、かえって悪印象になってしまうことも。奇をてらわず、自分らしさを活かしながらギャップを見せていくようにしましょう。
女性がお相手の男性にギャップ萌えするのは、「カッコいい」から「かわいい」や、「クール」から「やさしい」といった柔和なイメージへのギャップに萌える傾向があります。
しかし、普段はやさしい人がここぞというときに頼りがいがある振る舞いを見せてくれるのも心強いものです。背伸びをせず、自分らしさが発揮できるギャップを意識してみるとよいでしょう。
普段はしっかり者の女性が弱気になることや、弱気になった姿を自分だけに見せてくれていると感じるとグッとくる男性もいます。
一方で、普段はかよわい様子なのに、悩んでいるときに親身になってアドバイスをしてくれるのも、良いギャップ萌えの例です。また、普段はパンツスタイルの人がスカートスタイルにする、ロングヘアーだった人がショートヘアーにするなど、服装や髪型などでギャップをつくる方法もあります。
ギャップ萌えは、魅力あるものに対して使う言葉ですが、中には印象の悪いギャップもあります。好かれると思ってやったことが裏目に出ないよう、印象の悪いギャップにはどんなものがあるのか知っておきましょう。
優しい人という第一印象だったのに、他の人には冷たいと、印象が悪いほうへと変わってしまいます。紳士的に振る舞っていたのに、食事したレストランで店員さんに横柄な態度をとる人などもこのケースに当てはまります。
ギャップ萌えの基本は、良い印象に変わること。根が優しいわけではないのなら無理をせず、全員に対してクールに振る舞ったほうが印象ダウンを避けられるかもしれません。
清潔感で好印象を与えられても、食事の食べ方が汚い、ゴミをポイ捨てするといったマナーの悪さが見えると、途端に気持ちが覚めてしまうことも。
清潔感同様に、マナーの良さも多くの人に好かれやすい特徴のひとつ。初見のお相手にも伝わってしまう部分なので、気を付けましょう。
お酒が入ると性格が豹変するギャップも、印象がよくありません。さらにアルコールが原因で暴れる、暴言を吐くといったモラハラ行為をした場合は、裁判で慰謝料請求されることもあります。
お酒が入ると性格が変わってしまう人は、ギャップ萌え以前の問題と考え、節度ある飲酒を心がけましょう。
ギャップ萌えは、お相手の気を引くために不可欠なものではありませんが、ギャップがあると好印象を持ってもらいやすくなるケースもあります。「これは見せたほうがいいギャップかも?」と思ったら、積極的に見せていきましょう。