・「健康診断で気になる項目があった」
・「慢性的に睡眠不足を感じている」
・「20代の頃に比べて疲れやすくなった」
このような健康に関する悩みはありませんか?
婚活も「体が資本」です。ハードな運動をするわけではありませんが、見るからに不健康で、いつもイライラしている人が幸せな結婚を掴み取ることはできません。
今回は婚活を成功に導くために、今から見直したい習慣についてお伝えします。
目次
生活習慣病の代表的なものに糖尿病があります。
50代以降から糖尿病が疑われる人が急増しますが、その原因のひとつは若い頃からの生活習慣の乱れと考えられています。
今は至って健康だと思っていても、乱れた生活習慣が続けば10年後には何らかの生活習慣病になるおそれもあります。
これからご紹介する7つの習慣が自分に当てはまっているかどうかをチェックし、できるところから改善していきましょう。
日本は「もっとも夜ふかしな国」と言われるほど、世界的にも平均睡眠時間が短い国です。総務省によれば、日本人の5人に1人が睡眠に不安を抱えていると報告されています。
睡眠は健康な体を維持するための重要な役割を果たします。専門家は健康な状態を保つために1日6~8時間の睡眠が必要とのことです。
じゅうぶんな睡眠が取れないと体が常に緊張状態にあるため、ストレスが増大したり、免疫システムが弱化したりと体にさまざまな悪影響を及ぼします。
いつも眠そうにしていて、お見合いやデートでも疲れた表情をしていると、婚活も上手くいかないでしょう。
食事がコンビニのお惣菜やファストフードがメイン、足りない栄養をサプリメントで補うなど、食生活が偏っていませんか?
よく「バランスの良い食事を」と言いますが、正直なところ一日の栄養の摂取量やカロリー計算などは難しく、食の偏りを心配しすぎてストレスになっては本末転倒です。
バランスの良い食事の基本は「いろいろまんべんなく食べる」こと。麺類が多い、肉はよく食べるが野菜や乳製品を摂ることは少ないなど、自分の食事パターンを把握して、足りない分を意識して摂るようにすれば、自ずと食事のバランスは整っていきます。
メタボリックシンドローム(メタボ)は、内臓脂肪型肥満をきっかけとした脂質異常、高血圧、高血糖を引き起こす前段階の症状のことです。成人男性の場合、腹囲が85cm以上の人はメタボリックシンドロームに該当します。
メタボは食べ過ぎや運動不足といった生活習慣の乱れにより、おなかに内臓脂肪が蓄積されることが原因です。内臓脂肪がたまると糖尿病、高血圧症、動脈硬化などのリスクがあります。
メタボ健診は40歳以上から受けることができますが、30代の方でも健康診断などで肥満気味と診断されていたら、早くから生活習慣を見直しましょう。
「20代の頃と比べて太りやすくなった」
「階段の上り下りで息切れがする」
「腰痛や肩こりがひどい」
30代で心当たりのある人は、加齢ではなく運動不足が原因です。
デスクワークが多い人、階段よりもエスカレーターやエレベーターを選んでしまう人、近い距離でも歩くよりクルマを使う人は、意識的にトレーニングをして体を鍛える必要があります。
フィットネスジムに通うのも良いですが、なかなか時間が取れないという人は、普段からできるだけ歩いたり、なるべく階段を使ったりして、意識的に下半身の筋肉を使う運動を習慣づけると良いでしょう。
仕事でもプライベートでも、現代人にとってストレスはつきもの。ストレスを溜め込まないためには、オンとオフの切り替えをしっかりとおこない、嫌なことや辛いことを引きずらないようにしましょう。
しかし、心の健康は体の健康に比べて症状としてわかりづらく、後回しにされてしまうものでもあります。
適切にストレスに対応する方法としては、次の3つの行動が必要です。
・ 自分のストレス反応を知る
・ 自分にとって何がストレスの原因となるかを知る
・ ストレスを回避したり、和らげたりする方法を知る
一方で、ストレスは適度な緊張感を与える良い影響もあります。ストレスのすべてを悪いものと考えるのではなく、上手に付き合うことが大切です。
高血圧と言えば、50歳~60歳くらいの人に多い症状のように思われますが、日本における高血圧は30歳代の男性でも180万人の患者が確認されており、決して若年層も無関係な病気ではありません。
高血圧は不規則な生活やストレスによっても生じることがあり、放っておくと動脈硬化や脳卒中といった取り返しのつかない病気を引き起こすリスクがあります。
日頃から適度な運動を心がけ、食事にも注意し、ストレスを適度に発散することが大切です。
タバコやお酒も適度にたしなむ程度であれば問題ありませんが、頭でわかっていてもなかなかやめられないのも事実。
お酒はアルコール、タバコはニコチンが禁酒・禁煙が難しい原因と言われていて、依存が強い人は自分ひとりで断つことはかなり困難です。
量を減らしたい、思い切ってやめたいと思っても行動に移せない人は、専門家に相談してみることをおすすめします。
生活習慣を改善する具体的な行動をいくつかご紹介しましたが、すべてを実践する必要はありません。むしろ、「健康な体を作るんだ」という気持ちが先走って、ストレスを抱えてしまう可能性すらあります。
大事なことは、できるところから、続けられるものから習慣化していくこと。自分の生活に組み込まれれば、無理なく生活習慣の改善につながりますよ。
婚活成功のカギを握る7つの健康習慣についてご紹介しました。
婚活を成功させ、幸せな結婚を掴むためには、ベースとなる健康な体が必要不可欠です。
たとえば、結婚して1年目、3年目で子どもが生まれ、子どもが小学校に通う頃に生活習慣病になって仕事を休まざるを得なくなった……では、悔やんでも悔やみきれませんよね。
健康な体は婚活を成功させるうえでも、幸せな結婚生活を送るためにも、非常に重要です。
今からでも遅くないので、次のような生活習慣に心当たりがあれば、できるところから改善していきましょう。