「結婚する前や結婚直後は可愛くて愛おしくて仕方がなかった妻が、時間が経つと知らなくてもよかったクセが出てきて、正直やめてほしいと思っている……」
結婚前と結婚後の妻のギャップに頭を抱える既婚男性は少なくありません。
男性はどのような「妻のクセ」を気にしているのでしょうか?
目次
既婚男性に、結婚後に発覚した「正直やめてほしい」と思っている妻のクセを聞いてみました。
妻「○○さんのご夫婦、マイホームを購入したんですって。やっぱり大手はお給与が違うわね」
ごく普通の夫婦の会話でも、夫にとってはストレスのもととなる要素が含まれています。
男性にとって、他の男性と職業や収入、地位、出世のスピードなどを比較されることは、女性が考えている以上にプライドに関わるもの。
自分の価値をだれかと比較され、あまつさえ自分がそのだれかより劣っていると受け取れるような発言であれば、男性の心は深く傷つきます。
女性自身は本音で言っているつもりでも、エスカレートすればモラハラと疑われかねない事態に発展します。
とくに仕事や名誉に関する話で夫と他の男性を比較するような会話は厳禁と覚えておきましょう。
夫「今日は本当に疲れたよ~しかも明日は朝早く出社しなきゃだからたいへん……」
妻「へえ~そうなんだ」
「疲れた」「たいへん」といった言葉の裏には、「心配してほしい」「ねぎらってほしい」という心理が隠れています。
交際や結婚をスタートさせた時点なら、「どうしたの?大丈夫?」と心配もしたでしょう。
しかし、結婚が長くなってくると、相手の話を聞いてあげることが億劫になり、早々に会話を終えることが多くなってしまいがちです。
夫からしてみれば妻の薄いリアクションは無視されたこととほとんど同じなので、不満や不信感が募ります。
結婚後も一人で頻繁に実家に帰り、両親に甘えたりする……実家や両親に依存してしまう既婚女性は少なくありません。
両親も娘可愛さにお小遣いを渡したり、物を買い与えたりするなど経済的な支援を行うことで、夫婦の間に介入してくるケースも多いようです。
さらに、出産後は孫を見たいという気持ちもあって、夫婦の自宅に母親が頻繁に顔を出すということもあります。またさらに母親が子育ての先輩としてさまざまなアドバイスをすることも。
一見すると仲の良い家族ですが、夫は居場所も発言権も奪われ、暮らしにくい状況に陥ってしまいます。
自分の家なのに居場所がない。実家や親への依存、それはすなわち家庭崩壊のリスクをも秘めているのです。
「いつからか妻が『フケツ』と自分を遠ざけるようになった」
「お漏らしをした子どもを必要以上に叱りつける」
既婚者の経験談では、妻の潔癖志向が強すぎて、夫婦関係にまで支障をきたすケースが意外と見受けられます。
単なるきれい好きなら夫婦の話し合いで解決できそうなものですが、潔癖症は強迫性障害の不潔恐怖症という精神疾患の可能性もあり、決して軽視できるものではありません。
過度な潔癖症は、夫婦の共同生活や子どもへの叱り方や教育の仕方にも影響を与えます。
夫は妻の潔癖症に理解を示すとともに、夫婦で妻の精神的な負担を減らす対策を話し合うことが大切です。
「独身時代からストレス発散という名目で衝動買いが治らない」
「子ども可愛さにハイブランドの子供服を買い与える」
夫婦の共同生活において、お金は愛情と同じくらい大切な要素です。
子供の教育費やマイホームの購入、親の介護費用など、将来のライフプランに合わせた貯蓄も夫婦で計画的に行わなければなりません。
しかし、「自分で稼いだお金だから」「良い奥さんでいるため」といった理由で、家計や貯蓄を無視してまで自分のためだけにお金を使うのは考えもの。
独身時代の金銭感覚を結婚後も引きずってしまうのは、夫婦の金銭感覚のズレを生じさせます。
金銭感覚のズレは離婚のきっかけにもなるリスクがあるので、結婚前に夫婦でお金の使いみちや家計の負担についてすり合わせておきましょう。
子供が生まれることで、妻の関心が夫から子供に向かい、いつしか家族が子供中心で回っていることがあります。
子供中心主義とは、生活のリズムや食生活、就寝、お金の使いみちなどすべてが子供中心になること。
もちろん、子供が乳幼児のときなどは子供の生活リズムに家族が合わせる必要があります。
しかし、子供が成長した後も子供中心主義が続くようであれば、夫婦関係は冷めてしまいます。
子育てが一息ついたら夫の相手もしてあげる、夫婦二人だけの時間を作るなど、いつまでも夫婦関係を良好に保つような工夫が必要となるでしょう。
「休日はソファでゴロゴロしながらテレビを見てばかり」
「化粧やオシャレをしなくなった」
男性はいつまで経っても妻に「女性らしくあってほしい」と願うものです。
多くの場合、女性は子供が生まれてからは「お母さん」や「ママ」といった役割を果たすため、「繊細さ」や「奥ゆかしさ」といった要素が失われてしまいます。
その結果、会話が少なくなったり、セックスレスになったりする夫婦も少なくありません。
女性の中にも、自分が夫にどのように見られているのかを意識していない、気づいていない方がいるのではないでしょうか?
先ほども触れましたが、ときには夫婦水入らずの時間を持つなどして、いつまでも夫婦が男女としての関係を維持するための工夫が必要です。
既婚男性に聞いた、正直やめてほしい妻のクセをご紹介しました。
心当たりがあると感じた交際中の女性、あるいは既婚者の女性は、ぜひいま一度ご自身の行動パターンを見直してみましょう。
夫婦が良好な関係を続けるためのコツは「夫婦のコミュニケーションを密にすること」です。
結婚前はだれもが「いつまでも仲の良い夫婦でいたい」と思うはず。夫婦の仲は意識してメンテナンスをしないと維持できるものではありません。
ときには恋人同士のときのように、二人でデートや食事を楽しんで、お互いの気持ちを知るためのコミュニケーションの時間をとってくださいね。