「彼女がほしい!」と思っている男性は、はじめに彼女をつくるためのポイントを知ることが大切です。ちょっとした心がけ次第で、彼女ができる可能性がありますので、まずは自分の日常生活を振り返り、改善点を知るようにしましょう。
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2010年の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、18~34歳の男性のうち、彼女がいない男性は61.4%でした。1987年の調査から、彼女がいない男性の割合は徐々に大きくなってきています。
しかし、交際していない女性の割合も徐々に大きくなっているため、彼女が欲しいと思っている男性にとって恋人を作りやすい状況でもあります。
参考:国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査 」
彼女ができない理由は人によって異なります。以下で挙げる彼女ができない理由の中から自分に当てはまるものがないか確認し、彼女をつくるためにはどうすればいいかの解決方法を知ることが大切です。
自分に自信がないと、気になるお相手に積極的にアプローチできないことが多いため、彼女ができにくくなってしまいます。
平成26年の内閣府の調査でも、交際相手を持たない20~30代の男性が女性と交際するうえでの不安として「異性に対して魅力がないのではないか」と答えた人が46.0%※1(複数回答可)もいます。
自分に自信を持つのは一朝一夕にできることではありませんが、「気になる女性に声を掛けられたら自分を褒める」など、小さな目標を1つずつ達成することで自信に変えていきましょう。
デートにうまく誘えなければ、親しくなるチャンスが少なくなるため、お付き合いに結びつきにくくなります。
気になる女性をデートに誘っても断られてしまう場合は、時期やお相手の気持ちを見極められていない可能性があります。
お相手が忙しくて遊びに行く時間がないときは断られてしまいますし、お相手に他の好きな人がいる場合もデートに来てもらいにくくなるでしょう。
また、どう誘っていいかわからない方は「〇〇のお礼(お祝い)に」と口実をつくったり、お相手の好きな食べ物や趣味をリサーチしておいて「今度一緒に行こうよ」と誘ったりするのも方法のひとつです。あなたにまだそれほど興味がなくても、デートの内容に興味があれば、一緒に行ってくれる可能性が高まります。
ある程度は仲良くなれるのに、告白がうまくいかない男性もいます。こうしたケースの原因として、友達としてしか見られていないことが考えられるため、告白する前に好意を少しずつ伝えておきましょう。
たとえば、お相手の好きなものを調べて小さなプレゼントを贈る、冗談めかして「好き」と何度も伝えるなどといったさりげないアピールで構いません。
「この人は私を特別に思ってくれている」と伝えていくことで、女性も男性のことを意識するようになり気持ちも変わってくる可能性があります。
彼女がほしくても、そもそもの出会いの場所がない人は一定数います。内閣府の調査でも、彼女がいない20~30代男性の52.4%※1(複数回答可)が「そもそも出会いの場所がない」と回答しています。
仕事が忙しく、家と職場の往復しかしていない方で、職場に交際に発展するような出会いがなければ、彼女ができる可能性は小さくなってしまいます。また、休日に会う友人がいつも同じ場合も出会いの可能性は広がりません。
彼女がほしいと考えている方は、出会いの場に出かけるか、共通の友人に紹介を頼んでみるなど、新たな出会いを増やす努力をしてみましょう。
清潔感がない男性は、女性の交際相手候補から外されてしまう可能性があります。
2014年に行われた株式会社IBJの調査でも、「初対面の男性の『清潔感』を重視して「交際できるかどうか」判断するか」という質問に、女性の99.1%※2が「はい」もしくは「ややはい」と答えています。
また、「婚活では初対面の男性のどこを最初にチェックしますか」という質問にも、71.6%※2の女性が「清潔感」と答えていました。
清潔感を保つ方法としては、鼻毛や口臭のケア、爪を適度に切っていること、フケが服に散っていないことなどがありますが、いずれも感性やセンスが必要なものではありません。交際相手の候補として見てもらえるよう、清潔感を意識した生活を心がけましょう。
彼女がほしいと思っていても、一人の時間が充実していると必要性を強く感じず、彼女をつくるための行動を起こしにくいこともあります。
内閣府の調査でも、「交際相手を持たない20代・30代男女が恋人を欲しいと思わない理由」として「自分の趣味に力を入れたい」という人が55.7%※1(複数回答可)いました。
「いつかは結婚したい」と考えているのであれば、一人の時間を楽しむだけでなく将来を考えられる相手を今から探すことも大切です。
参考1:内閣府 「平成26年度 結婚・家族形成に関する調査報告書 」
参考2:株式会社IBJ「男性の清潔感に関する意識調査」
彼女がほしい男性は恋人探しをする際に意識すべきポイントを知っておきましょう。闇雲に恋人探しするよりも、お相手との関係を効率良く発展させられる可能性があるためです。
お相手に求める条件を多くしたり、理想を高くしたりすると、条件に当てはまる女性に出会うのが難しくなってしまいます。
女性に限らず、完璧な人はいないため、お相手に求める条件を2~3つに絞って、まずは会ってみることが大切です。
結婚相談所IBJメンバーズで活動している会員の方でも、すべての条件を満たしていないお相手に会って意気投合し、自分が大事だと思っていた希望条件の優先順位がそれほど高くなかったことに気付くこともあります。
何人かと会うことで本当に自分が大切にしている条件が分かるようになるでしょう。
デートでは、お相手にあなたと過ごす時間が楽しいと思ってもらえるような行動を心がけましょう。デートで何をするかも重要ですが、会話もまたお相手との関係を深める重要な要素です。
おしゃべりが得意な方は会話上手に、自分が話すのが苦手な方は聞き上手を目指すことで、お相手に楽しい時間を過ごしてもらえる可能性が高まります。会話が続くよう、お相手の興味のあることを事前に調べておくのも方法の一つです。
しかし、お相手に好かれようとして自分の自慢ばかりしてしまうと、お相手を疲れさせてしまい、かえって悪印象になってしまうこともあるため、話し上手の方でも自分だけが話しすぎてしまわないように注意しましょう。
彼女がほしい方こそ、余裕を見せるよう心がけましょう。あまりに前のめりな姿勢で臨むと、お相手に怖がられてしまうことがあるからです。
また、婚活サービスを中心とした出会いの場では、前のめりにアプローチする方が多いため、余裕を見せることで印象に残りやすい可能性もあります。
たとえば、出会いの場に来た理由について聞かれたときに「数ヵ月前に付き合っていた彼女と別れて新しい出会いを探そうと思って」「友達が結婚して遊べる人が少なくなり、時間ができて将来を考えようと思ったから」などと答えると、余裕を持った印象を持ってもらいやすくなります。
お相手に興味を持っていることを伝えることは問題ありませんが、人によって心地良いと感じる距離感は違うため、お相手の様子や反応をよく見ながら、少しずつ距離を縮めていきましょう。
お相手となる女性の気持ちを理解できる方は、彼女ができる可能性が高まります。たとえば、寂しがり屋の女性にマメに連絡ができる男性や、リードされたい女性を率先してエスコートできる男性は、交際に発展しやすくなるでしょう。
お相手の気持ちを理解するのが難しい方は、お相手の好みを調べたり、共通の友人がいる場合は友人にお相手の性格について話を聞いたりと、事前にリサーチしておくことも方法の一つです。
女性の気持ちを理解することが難しくて苦手という方は、結婚相談所のようにお相手との間に入ってお互いの気持ちの橋渡し役になってくれる人がいるような婚活サービスも検討してみましょう。
日常生活の中に出会いがない方は、出会いの場所に出かけてみましょう。出会いの場所には、婚活アプリやパーティー・結婚相談所などの婚活サービスのほか、友人の紹介や趣味の習い事なども含まれます。それぞれ特徴が異なるため、自分の目的や性格に合った方法を選ぶことが大切です。
彼女がほしい男性が行くべき出会いの場所には種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分の目的や性格に合わせて出会いの場所を選びましょう。
婚活サービスを利用せず、友人にお相手の紹介をお願いする方法があります。会う場所をあらかじめ設定してもらってデートする方法のほかにも、グループで遊んだり飲み会を開いてもらったりする中で、徐々に仲良くなっていく方法もあるでしょう。
国立・社会保障人口問題研究所の調査でも、結婚した夫婦が出会ったきっかけで最も多いのは「友人・兄弟姉妹を通じて」(30.9%)でした。カジュアルな出会いから、交際・結婚に発展する出会いまで幅広く対応している出会いの方法といえます。
参考:国立・社会保障人口問題研究所「第15回出生動向基本調査 」
マッチング・婚活アプリは、交際・結婚相手を探している方同士に出会いの場を提供するサービスです。ユーザーはプロフィールとお相手への希望条件を登録し、マッチングしたお相手とメッセージの交換などを通じて親しくなり、お互いの気持ちが合えば、実際に会うこともできます。
利用料金は月額4,000円程度で、場所や時間を選ばずにお相手探しができます。登録会員数が多く、たくさんのお相手の中からお相手探しができるのも特徴です。
お相手に会うまでにメッセージのやりとりを重ねる必要があるため、テキストでのやりとりが得意な方や根気よく活動を続けられる方に向いています。
婚活パーティーは、出会いを求める方が集まるパーティーです。
1対1で話す個室形式や、50~100人規模の大人数形式、料理教室や登山、1日観光などのアクティビティをともにする形式など、バラエティに富んでいるのが特徴です。
また、「〇〇代の方限定」「マンガ好き集まれ!」など、参加条件が設定されているパーティーに参加すると、希望条件に合ったお相手に出会える可能性もあります。利用料金は1回あたり3,000~5,000円程度です。
1対1の個室形式でお相手と会話する時間は、1人あたり5分程度のこと も多く、短い時間でお相手を見極める必要があるため、初対面の第一印象で決めたい方、インスピレーションを大切にしたい方に向いています。
結婚相談所は、結婚相手を探している方に出会いの場とサポートを提供するサービスです。
結婚相談所には入会審査があり、独身・収入証明書の提出が義務付けられているほか、男女で利用料金に差をつけないなど、結婚への真剣度が高い方が集まりやすい仕組みを取り入れている相談所もあります。
活動中はプロフィールと希望条件をあらかじめ入力し、結婚する意思を持った、条件に当てはまる方とだけお見合いできるため、フィーリングが合えば結婚を前提とした真剣交際に発展する可能性もあります。
結婚相談所は婚活のプロから、お見合いや交際中のアドバイスが受けられるため、自力での婚活に自信がない方や、お相手の結婚に対する温度感を知りたい方、婚活のプロと二人三脚で婚活を進めたい方に向いています。
彼女がほしい男性が押さえておくべきポイントはいくつかありますが、そもそも出会いがなければ、交際に発展することもありません。そのため、出会いがない方は友人に紹介を頼んだり、婚活サービスを利用したりと、出会いの場に足を運ぶ必要があります。
出会いの場は特徴がそれぞれ異なりますが、結婚を前提とした出会いがほしい方は、結婚への真剣度が高い方が集まりやすい結婚相談所が向いています。
ただし、結婚相談所とひとくちに言っても、料金やサービス内容、登録しているお相手の年収や年齢層などのプロフィール、雰囲気などが異なるため、気になる相談所の無料相談を利用して、比較検討することが大切です。