結婚を決断するために必要なのは、お相手をしっかりと見極めることです。その際に押さえておくべきポイントを知り、第一歩を踏み出すのか、ほかのお相手を探すのか、考えてみましょう。
目次
恋愛と結婚の違いは、“家族”になれる相手を選ばなければならないという点です。
恋愛は基本的に1対1で行うもので、お互いの家族との付き合いは必須ではありません。しかし結婚の場合、相手のご両親や兄弟姉妹といった義実家や親戚との付き合いや、子どもを通じた人間関係の広がりもあります。
つまり結婚とは、自分と相手だけでなく、多くの人との関わりのなかで一緒に生活をする“家族”になるということです。
現在結婚をしている方でも、迷わずに結婚できたという人ばかりではありません。
Lips編集部が新婚の女性50人に対して行った「結婚への迷いはありましたか?」というアンケートでは、半数近い44.0%の方が「迷いがあった」と回答しています。
参考:https://lips.tokyo/3390
結婚は人生に一度きりなので、決断できないというのは当然ともいえます。
結婚を決められない理由は、大まかに「自分に原因があるパターン」と「相手に原因があるパターン」の2つに分かれます。
自分に原因がある場合は、自分自身で考え方を変えていくなどの対処法があります。一方、相手に原因がある場合は、話し合いを持つなどして働きかけなければ、自分ひとりで解決することは難しいかもしれません。
まずは、結婚をためらう理由がどちらに当てはまるのかを考えていくことが大事です。
自分に原因があるパターン
複数人から一人に絞りきれない
婚活を始めると、複数の男性を同時に結婚相手の候補として見ながら、一人に絞っていく作業が必要です。しかし誰か一人に決めようと思うと、他の方のいい所が見えてきてしまい、なかなか決めきれないこともあります。
その場合は、自分の「結婚相手に求める優先順位」をもう一度見直すことをおすすめします。年齢、経済力、外見、雰囲気などのなかでもう一度優先順位をつけます。可能なら、「絶対に譲れない条件」もピックアップしてみましょう。
IBJメンバーズのようにカウンセラーがついていてくれる場合は、客観的な視点から相性のいい方をおすすめしてもらいましょう。
「ほかにもっといい人がいるんじゃないか?」と考えてしまう
この悩みは、ひとつ前の理由と似ているように見えて異なっています。先ほどは実際の複数人の候補から選べず悩んでいるのに比べて、この場合はまだ見ぬ相手を待っている状態といえます。
自分の理想を持つことは決して悪いことではありません。理想がなければ、相手を選ぶ基準もなくなってしまうため、最適なお相手を探すことが難しくなってしまいます。しかし結婚を強く希望しているのであれば現実的になり、今目の前にいる人のなかからお相手を探してみるのが良いといえるでしょう。
生理的に受け付けない
お付き合いは順調でも、お相手に対して「手をつなぐより先に進めない……」と感じている方も意外に多いものです。「一緒にいるときは楽しいし、素の自分でいられる。でもスキンシップになると難しい」という場合は、もう一度お相手との関係を見直すことも必要です。
子どもを希望している場合はそういった行為も不可欠ですし、なにより彼の方がスキンシップを取りたがった時に毎回断っていたのでは、気まずくなってしまいます。
もう一度、彼とどんな関係でいたいのかをしっかりと考えなおしてみてください。
仕事や趣味など、独身のうちにやりたいことがある
仕事や趣味などに全力で打ち込めるのは、独身の特権です。
遅い時間まで仕事をしたり、休みの日は趣味に打ち込んだりする生活は、充実しているといえるでしょう。
しかし、その生活を変えないまま結婚をするのは難しいものです。旦那さんとふたりの時間や、お盆や年末年始には親戚付き合いもあります。自分のなかで「何歳までには区切りをつける」と決めて、それまで目一杯仕事や趣味を楽しみ、結婚と向き合うのがよいのではないでしょうか。
相手に原因があるパターン
義実家との関係や金銭面、将来性などに不安がある場合、結婚には慎重になる必要があります。序盤でお話ししたように、恋愛と結婚は異なるもの。交際相手として適しているからといって、結婚相手としてよいお相手かどうかはまた別の問題です。
お相手が不安な点に対してしっかりと向き合ってくれればよいのですが、そのような素振りがない場合、結婚してからも自分だけでは解決できない問題に悩まされる可能性があります。
浮気癖、ギャンブル癖がある
このような癖がある場合、交際相手としてもおすすめできません。付き合いが長くなってくると、どのような相手でも情が移って別れにくくなるものです。
しかし結婚してしまうと、そのあとに関係を断ち切りたいと思っても難しくなってしまいます。もちろん最終的に決断するのはご本人ですが、少なくともこのような人との結婚は避けたほうがよいでしょう。
これまでたくさんのお客様を担当してきたなかで、結婚を決断する際にはこういったところに着目していただきたい、というポイントをお伝えしていきます。
“家族”になるイメージはあるか?
繰り返しですが、結婚は恋人関係とは違い、“家族”になるということ。義実家や親戚、子ども関係の人付き合いも生まれます。
人生のパートナーとして暮らしていく上では、楽しいことばかりではなく、覚悟も必要です。妊娠やその先にある子育て、介護など、これから先のライフイベントすべてを一緒に過ごし、乗り越えていけるかどうか、改めて考えてみましょう。
心からお相手を信頼できるか?
家族としての関係を作っていくには、信頼関係が何よりも大切です。
人間関係や仕事、金銭面など、多くの面でしっかりとお相手を信頼できているでしょうか。
すべてを把握しなければならない、ということではありません。やりすぎてしまうと、お相手に「束縛されている」という印象を与えてしまいます。しかし一緒に家庭を作っていく以上、不安が残る状態はよくありません。気になることがある場合にちゃんと尋ねられるか、そしてお相手もそれに応えてくれるか、見極めてください。
どんな感情であっても、きちんとコミュニケーションがとれているか?
コミュニケーションは、人間関係を作り上げていくなかで一番の基本です。恥ずかしいからといってお礼を言わない、怒ってだんまりを決め込んでしまう……なんてもってのほかでしょう。
感謝や好意といったプラスな感情を素直に伝えあえること、そしてマイナスな感情でも冷静に話し合えること、これが大切です。されて嫌なこと、腹が立ったことなどはきちんと話し合いましょう。最初から完璧に分かり合うことは不可能ですから、たくさんのコミュニケーションを重ねながら家族としての関係を築いていけるかが重要です。
IBJメンバーズをご利用の場合は、見極めが難しいお相手選びについて、経験豊富なカウンセラーがサポートいたします。これまでに成婚した事例について、いくつかご紹介していきます。
O様 30代 女性(ご活動ラウンジ:大宮そごう店)
カウンセラーさんに「お相手に気に入られようとするのではなく、自分らしくいられる人を探しましょう」と言っていただきました。無意識に気に入られようとしてしまう自分に気づけたことは、本当によかったです。
→詳しくはこちら(https://www.loungemembers.com/voice/report64/)
S様 30代 女性(ご活動ラウンジ:新宿店)
「自分のここだけは絶対に譲れない、という点は無理して無視する必要もないのよ」とカウンセラーさんに共感いただけたことにすごく救われました。
→詳しくはこちら(https://www.loungemembers.com/voice/report58/)
K様 40代 男性(ご活動ラウンジ:名古屋店)
自分にとって譲れないポイントは何なのか、女性への対応力は足りているのか、自分に合う人が見つかるのかなど、たくさんの不安がありました。しかしカウンセラーさんなどに話を聞いてもらい、その度に気持ちが少し軽くなるような解消法や解決策を提案いただけ、お陰でそこまで深く悩むことなく前進できたように思います。
→詳しくはこちら(https://www.loungemembers.com/voice/report57/)
結婚は今後の人生を大きく左右する重要なライフイベントですから、悩むのは当然のことです。ここまでに挙げたようなポイントを確かめながら、ご自分に合うお相手を探してみましょう。
もしピンとくる人が回りにいない場合は、結婚相談所に登録してみるのもひとつの手です。これまでの日常では会えなかったような、たくさんの方と出会うきっかけになります。カウンセラーがお客様一人ひとりへ多角的にアドバイスを行いますので、これまで気付いていなかったご自身の魅力や、希望条件に気づくこともあるでしょう。