結婚相談所の会員の中には、シングルマザーの方もいらっしゃいます。シングルマザーの方が一般的な結婚相談所を利用することは少ないため、お子さん連れの女性をご希望の男性はシングルマザーに特化した結婚相談所を利用したほうが良いでしょう。
シングルマザーの女性は同年代でお子さんがいない女性に比べて、求める条件が異なる傾向があります。もしも結婚相談所で出会った理想の女性がシングルマザーだった場合は、お相手への気持ちだけでなく、お子さんとの生活まで含めて考えられる落ち着いた男性が求められます。
目次
●年収 同年代の女性の希望条件よりも低め
●年齢 40~50代まで幅を広げて探されている
●職業 特に問わない
お子さんがいらっしゃることに理解がある方を求めることは大前提ですが、それ以外でシングルマザーの方は落ち着いている方を好まれる傾向があります。ご自身が落ち着いていらっしゃるため、お相手にも同じくらいの冷静さがあるほうが安心できるのでしょう。
スペック面でいえば、お相手に希望する年収は、お子さんがいらっしゃらない20代後半や30代前半の女性よりも高くありません。シングルマザーの方ご自身が、公務員・銀行・医療系などカッチリしたご職業の方に就かれているケースも多いため、お相手のスペックを求めすぎない傾向があります。
お相手の年齢は40~50代までと幅を広げて探されています。実際に最近IBJメンバーズでご成婚された30代後半のシングルマザーの方のお相手は50代の方でした。お子さんがいることに理解のある落ち着いた男性を求めるシングルマザーの方と、年上の男性は相性が良いのかもしれません。
お子さんがいらっしゃらない女性以上に現実的で、「生活」を意識してお相手を検討されている方が多いため、ロマンティックな言葉や演出などの恋愛要素はそこまで重視しなくて良いでしょう。
●相手の生活リズムに合わせる
●過剰に父親ぶらない
シングルマザーの方と恋愛するうえで気を付けるべきことは、「お相手の生活リズムに合わせること」と「過剰に父親ぶらないこと」のふたつです。
シングルマザーの方の多くは、子どもがいながら恋愛をすることに罪悪感を抱き、自分の恋愛が子どもに悪影響をもたらさないかを常に気にされています。仕事や子育ての合間を縫って会う時間をつくる関係でスケジュールもそれほど余裕がないことが多いため、相手の生活リズムを最優先に考え、結論を急がないことも大切です。
また、これまでうまくいかなくなったお相手について「子どもに会った途端に、父親のように指導をし始めたのが嫌だった」と話されていた方もいらっしゃいました。男性側としてはお子さんに寄り添っているつもりでも、それまで築き上げてきた自分と子どもの関係性に土足で踏み入られたと感じる方もいます。
条件を挙げると難しく感じてしまうかもしれませんが、相手を尊重すること自体は他の女性とのお付き合いに関しても重要です。シングルマザーの方との恋愛では特に、お相手とそのお子さんを尊重したかたちで、愛情をじっくり育んでいきましょう。
一般的な結婚相談所では、全体の会員数に対してシングルマザーの方の割合は1%にも満たないケースがほとんどなため、お子さんがいらっしゃる女性との恋愛がしたいと考えている方は、予めシングルマザーの方向けに婚活プランを設けている相談所の利用をおすすめします。
シングルマザーの婚活に特化したプランを用意している結婚相談所には「ノッツェ」「オーネット」などがあります。ノッツェのホームページには成婚者インタビューも掲載されているので、シングルマザーの方との恋愛を希望する方はこちらを事前に読んでイメージを膨らませておくと良いでしょう。
また、 IBJメンバーズ を運営する株式会社IBJでは、シングルマザー・ファザーの婚活を応援する「 パパママキッズ婚活 」という取り組みも実施しています。これは株式会社IBJが研修を行った、全国175以上の提携結婚相談所を紹介するものです。
入会金30,000円を支払った後は、お見合いした回数だけ支払えば済むなど、予算に限りがある方も安心してご利用いただける料金システムになっています。(※成婚料は別途200,000円発生します。)
シングルマザーの方との恋愛を希望される方はもちろん、ご自身がシングルマザー・シングルファザーである方も未婚の同性がライバルになりにくい点で、成婚率がアップすると考えられるのでおすすめです。
結婚相談所を利用して成婚しているシングルマザーの方の特徴としては、
●自分の市場価値を分かっている
●面談の時点で求めている条件をはっきりさせている
●とにかく前向きでガッツがある、あきらめない気持ち
の3つが挙げられます。
初婚ではないことや、お子さんがいらっしゃることで、シングルマザーの方に対して及び腰になってしまう男性が多く、未婚の女性よりもどうしても活動が難しくなってしまいます。婚活市場におけるご自身の価値を理解したうえで、自分の求める条件とすり合わせ、最後まで頑張りぬける方がご成婚されています。
「高年収の男性を望みすぎない」「お相手の年齢の幅を広げる」などと折り合いをつけることも大切です。ご自身の最も譲れない事柄から逆算していくのが近道ですが、どうしたら良いかわからない方は、カウンセラーに相談してみると良いでしょう。
シングルマザーの方との恋愛をするうえで最も大切なことは、お相手の生活やお子さんのことを第一に考えられる思いやりや落ち着きなどの「お人柄」です。シングルマザーの方が希望されるお相手の年収や年齢は、お子さんがいらっしゃらない同世代の女性と比較して条件がゆるく設定されています。スペック以上に「生活をともにできるか」という現実的な視点が重視されていることは覚えておくと良いでしょう。
一般的な結婚相談所に登録されているシングルマザーの方は少ないため、お子さんがいらっしゃる女性との恋愛を希望される方は、シングルマザーの方向けに特化したプランを打ち出している結婚相談所を利用するのが近道です。具体的には「ノッツェ」や「オーネット」、株式会社IBJが提供する「パパママキッズ婚活」の賛同相談所などを利用してみると良いでしょう。