出会いからわずか3ヶ月で成婚を決めたというお二人。
当時あきひろさんを担当していたカウンセラーを交えて、出会いから現在のご家族の暮らしまで、ご夫婦の歴史を伺いました。
お二人が交際に至ったきっかけを教えてください。
:実は僕、妻と最初にお見合いをした際に交際を断られています。でもどうしても彼女のことが忘れられず、もう1回お見合いの申し込みをさせていただいたのが始まりです。
:その当時、私は夫とは別にお会いしていた方がいました。交際を進めるかを考えている時期だったので、2人同時にお会いすることに違和感があり、夫のことは一度お断りしていたんです。
結局その方とはご縁がなくて成婚には至りませんでした。そんなときに、カウンセラーさん経由で夫から「もう一度会いたい」と連絡をもらいました。
あきひろさんの一途さがご縁を繋いだのですね! お二人はお互いのどういった部分に惹かれたのでしょうか?
:妻は今まで出会ったことのないくらい、とにかくまっすぐな人という印象でした。素直でまっすぐ。それがとても素敵でした。
:そういえば、当時も直接そう言ってもらいましたね。私は、もう一度会いたいと言ってもらったことが嬉しかったです。改めて会った際、とても嬉しそうに話してくれたのが印象的でした。
お二人の交際を振り返ると、2018年12月に初回のお見合いをして一度は交際不成立となり、翌年の2019年2月に再度お見合いをした結果、交際を開始。そして3月にはプロポーズと、出会ってから約3ヶ月、正式に交際に進んでからは約1ヶ月での成婚とうかがっています。ハイスピードな展開ですが、成婚の決め手はどういった点にありましたか?
:僕は最初に会ったときから、直観的に「この人しかいない!」と思っていました。活動中、他にも数名の女性とお会いしましたが、そういった感覚が持てたのは妻に対してだけでした。もともと恋愛に限らず「コレだ!」と思ったら即決断するタイプなので、交際期間の短さを不安に思うことも特になかったです。
:私にとっての決め手は、「思ったよりも頻繁に会えたし、連絡もマメだった」という点ですね。今もそうなのですが、夫は当時から本当に忙しい人で、出張と出張の合間に友人との遊びの予定を詰め込むような人だったので、あまり会えないのだろうと思っていました。
でも交際が開始してからは毎日連絡をくれて、週に1回はデートをして、忙しい中でも私への思いやりを忘れずにいてくれました。そうして一緒に楽しい経験を積み重ねる中で、自然と結婚へと意識が向いた……という感じでした。
あきひろさんがIBJメンバーズに入会したきっかけや、当時悩んだことがあれば教えてください。
:IBJが主催する婚活パーティーに参加したときに、スタッフの方から「あなたは結婚相談所の方が向いています」とアドバイスを受けたのがきっかけです。もちろん即決はできなかったので一度持ち帰ったのですが、そんなに勧めてくれるなら1回やってみよう、と入会しました。
入会後はありがたいことに申し込みをたくさんいただけたので、その中からお会いする方を決めていきました。皆さん素敵な方でしたが、結婚を意識できるような出会いはなかなかなく、その状況が続いたときは少し悩みましたね。
:あきひろさんに申し込みがたくさん来ることは、入会されたときから予想していました。ただ、あきひろさんに限った話ではないのですが、モテているからといって簡単に成婚できるわけではないんですよね。希望条件に一致する方でも、お互いの心が動かなければ意味がありません。
あきひろさんも、多数のお申し込みを受けてもなかなか気持ちが動かずに、交際まで発展していませんでした。ただ一方で、意志の強さや決断力のある方なので、思いを揺さぶるようなお相手が現れたら、成婚までは早いだろうなと感じていました。
そんなあきひろさんに対して、前田さんはどういったサポートをされましたか?
:前田さんにとってはお仕事ですから、正直、もっと強く交際への後押しなどをしてくるのかなと思っていました。実際はまったくそんなことはなく、非常に適切なタイミングでサポートをしてもらったと思います。
:一度、あきひろさんが面談の約束を忘れられたことがあったのですが、「じゃあ日程変更しましょう」とお伝えしたところ、「今から行きます」とおっしゃって、本当に急いで来店してくれたんです。約束を大切にされるあきひろさんの実直な姿勢がとても印象に残っています。
担当カウンセラーとして、こうした素直でまっすぐな人柄を届けたい! という一念でサポートさせていただいていましたね。
成婚退会後のお話もお聞かせください。ご結婚とほぼ同時に妊娠されたとのことで、想定外ながら喜びにあふれた新生活のスタートだったと思います。お二人の意識はどのように変化しましたか?
:子どもを育てるという夫婦の共通目標を早いタイミングで持てたことは嬉しかったですね。いまも、お互い手一杯で毎日必死ですが、いい経験をしていると思っています。
:夫は思っていた以上に家事などをがんばってくれるので、日々ありがたいなと感じています。
今年、夫の両親と一緒に北海道に旅行に行ったのですが、そのときお義母さんから「あの子(あきひろさん)は結婚してからよく帰ってきてくれるようになった」と感謝されたんです。もともと年に1回も帰省しないような人だったのが、今では両親を自分から旅行に誘っている姿を見て、私も嬉しくなりました。
:確かに、自分が親になったことで両親への意識も変わったと思います。息子を出産する際、緊急帝王切開手術が必要となり、妻が病院に搬送されたのですが、急に「今から手術をします」と言われ、混乱の中で説明を受けて同意書にサインをしたとき、家族として、親としての責任を一気に背負った実感がありました。
忘れられないご経験を経てのご出産だったのですね。お子さんを迎えての家庭生活で、今後意識したいことはありますか?
:私は親として、子どもの幸せな成長を見守りたいという気持ちが強いです。成長する過程で、両親の夫婦関係がよくないと子どもが幸せを感じることは難しいですよね。だから、まずは夫婦二人の関係を今後も大事にしたいです。
:僕は仕事に割く時間がどうしても長くなりがちで、妻からは「改まって場を作らないと話し合う時間がない」と時々叱られます。もう少し、日常的に家庭と向き合う時間を増やせたらいいなと思っています。
結婚相談所の入会を検討されている方の中には、相談所に対してややネガティブなイメージを持たれている方もいると思います。お二人はいかがでしたか?
:僕も多少は持っていて、入会当時は葛藤もありました。でも、妻や他の素敵な女性と出会う機会を経て、早い段階でネガティブなイメージは払拭されましたね。
:私は会社の先輩の勧めで結婚相談所に入会したんですが、その方が楽しそうに婚活されていたので、もともと、そこまでネガティブな印象はなかったです。「じゃあ私も」という感じで気楽に始められました。
:これは入会した後に感じたことですが、結婚相談所はマッチングアプリよりも信頼できるシステムだなと。独身証明書や収入証明書を提出しているので、自分も相手もプロフィールに嘘偽りがありません。活動するうえで安心できる点が大きなメリットだと感じました。
最後にぜひ、結婚相談所での活動を考えている方へのメッセージをお願いします。
:結婚相談所はルールが多くて堅苦しいものなのかなと思っていましたが、そんなことはなく、カジュアルに楽しく婚活して結婚することができました。最初から身構えなくても大丈夫じゃないかなと思います。
:もし結婚相談所を利用せず、前田さんのサポートも受けていなければ、今の3人での生活はなかったと思います。ですから、感謝の気持ちでいっぱいですね。自分は子どもが欲しくて婚活を始めたわけではありませんでしたが、息子が生まれてから、「こんなに子どもが好きだったんだ!」と、自分自身の新しい一面に出会う嬉しい驚きもありました。結婚について迷われているなら、ぜひ利用したほうが良いですよとお伝えしたいです!
あきひろさん担当カウンセラー 前田からのメッセージ
ご成婚面談の際、お二人が私にお手紙を書いてきてくださったことを覚えています。素直でまっすぐな、本当に素敵な人柄を持ったお二人が結ばれて、私もとても嬉しく思っています。
初回のお見合いでの交際不成立から、再会、交際開始、1ヶ月でのスピード成婚…お二人の辿ってこられた道程を改めて振り返ると、そのご縁の深さをつくづくと感じます。これからも、どうぞ末永くお幸せに。