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知人の紹介で入会しました。でも誘いを受けて入るまでに何年かかかったんですよ。そして入会してからも「まだ急がなくていいかな」みたいな感じで積極的に活動はしていませんでした。正直当時はそこまで真剣に結婚なんて考えていなかったんです。
初めにカウンセラーさんから「無理をして一方的に相手を探さなくてもいいですよ。不安な点などがあれば私たちがバックアップしますので、安心して活動してください」と言われました。それなので全部言われるとおりに活動していたような気がします。それだけサポートが充実していたということでしょうね。
優しそうな人だなと初めて会ったときにわかりました。結婚するなら優しい人というのが第一希望だったので、ちょっといいかなって思っちゃいました。苦手なのは自我が強い人で、そういう人って少し会話しただけで「俺が俺が…」と一方通行になる。私が思うに優しい人というのはお互いに話しを聞こうというスタンスなんですね。だから今、彼と二人で居るときどちらかが一方的に話すというのはないんですよ。
正直最初は、活動している中でどこからがお相手と付き合っているうちになるのかわからなかったですね。例えば友達の紹介でできた彼氏だとしたら、まずはデートして、何回か会って、告白されて「付き合う」となるんだろうけれど、活動中それがいまいち自分の中ではわからなかったので、カウンセラーさんにも「何が付き合うことになるんですか?」と聞いちゃったりしました。
そのときカウンセラーさんからは「(相手が)一人に絞っている場合は真剣ですよ」って言われて。それで「他の男性に申し込みをしないのであれば、二人向き合って真剣に交際を考えてみたら?」とアドバイスをいただきました。彼の方からも結構アプローチはしてくれていたし、そこで私もちゃんとこの人と向き合ってみようかなって思えるようになったんです。
二人で箱根に行ったときです。でも実はその前に、東京ディズニーシーのレストランで一度プロポーズを受けたのですが、私、断っちゃったんです(笑)。いや別に彼と結婚したくなかったわけじゃなくて、もっと落ち着いた場を設けてやってほしいと伝えたんです。
当日、全く予想外のケーキが運ばれて来たときにはびっくりしてしまいました。サプライズのプランを彼が用意しておいてくれたのですね。私のためにそういうことを事前に考えてくれていたんだなと思うと、すごく頑張ってくれた気持ちも伝わってきて、本当に嬉しかったです。
よく友だちから「お母さんみたい」とか言われるんですが、私って人の心配をしたり気を遣ったりする性格らしいんです。今までは「一人でなんとかしなくちゃ、一人で頑張らなくちゃ」と思っていたけど、これからは私のことを見守ってくれている人がすぐそばに居る。「誰かに頼っていいんだ」っていう、安心感みたいなものを得られましたね。