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いずれ結婚をという気持ちは漠然とあったものの、ここまで仕事中心の生活をしてきてしまい、 気付けば友人たちの中で自分だけが独身という状態に。
職場や友人経由でもなかなか良い出会いがなかったため婚活を始めました。
学生の頃から、30歳前ぐらいで結婚して、35歳までに子供を産みたいとずっと思ってきました。結婚そのものがしたいというよりも、子供を産むためのパートナーを見つけ、素敵な家族を作りたいというイメージでした。
30歳が迫ってきて、仕事が楽しく、彼氏が欲しいと思うことがまったくなく職場での出会いもない状況だったので、このままでは自分の性格上パートナーは見つけられないと悟りました。なので、結婚という目標を掲げて、パートナーを探そうと決めました。
婚活の方法としてはアプリやパーティーなどいろいろあると思いますが、 「数撃てば当たる」式の婚活より、お相手のプロフィールを知ってからお会いできる 結婚相談所が最も効率が良いと考えました。
IBJの魅力は何といっても業界最大手としての豊富な会員数、その中でも IBJメンバーズは会員の質が高いという評判だったので、結婚相談所に入会 するならまずここだと決めていました。
婚活相談所を利用する前の悪あがきとして家族や知人のつてでいい人がいたら紹介してください!というお願いをしていたところ、父の友人から「ぴったりのビジネスをしている人がいるから紹介するよ」とIBJにお勤めの方とIBJメンバーズを紹介されました。
そういう紹介を希望していたわけではないものの、と思いつつ、これも大切な「ご縁」だと思い、そのままIBJメンバーズに入会することにしました。
入会前は、お見合いはお断りしたりされたりの連続で精神的に辛い、覚悟が必要、 というイメージがありました。 また、交際期間が原則3ヶ月というのは少し短いようにも思っていました。
実際のところ、もちろんお見合いでお断りされてしまうことは多々あったものの、 普段の生活では絶対に接点がないであろう方々にお会いでき、いろいろな業界のことを教えていただけたので、それ自体が楽しかったというのも正直なところです(笑)
また結果的に、彼女とは価値観がとても近かったおかげかトントン拍子に話が進み、 お見合いから2ヶ月もしないうちに婚約指輪を買いに出掛けていました。
入会前は昔ながらのお見合い仲介をビジネスとして会社が提供しているサービスだろうと思っていたので、カウンセラーさんからあれこれと「お節介」があるのではないかと思っていました。いざ入会したところ、よくも悪くもカウンセラーさんに介入されることはそれほどなく、自分のペースでコツコツと活動していくことになりました。
カウンセラーさんとの付き合い方は人それぞれだそうで、私は相談をするタイプではなく、システムさえ使えて要所要所でアドバイスをもらえればいいという感じだったのですが、パートナーはかなり詳細にマメにカウンセラーさんに報告していたということを後から聞きました。
自分がお相手に求める条件は入会前からはっきり決まっていたものの、 いざお見合いしてみると、その条件と少し違う方でも「いいかな」と思ってしまう こともありました。でも交際に入るとやっぱり上手くいかず…。
そういう交際はお互いに「なんか違うよね」という雰囲気が出てしまうのですね。
入会後、毎週のようにお見合いやデートを組むことができたのは幸いだったのですが、 元々仕事が多忙なうえ、コロナ禍でデートプランを組むのも大変で、 体力的にしんどいと感じることもありました。
私は入会から成婚退会までの活動期間が2年を超えたので、途中の「モチベーションの維持」に苦しみました。
1年やっても結果が出ず、向いていないのではないかと思いやめようと考えていた時に、ちょうどコロナウィルスの流行があり休会をしました。
活動再開後は新しいカウンセラーさんと自分のプロフィールも一緒に見直し、結果順調にいろいろな方とお会いして活動することができました。
しかし真剣交際に進みたいと思う方もいる中、立て続けにお断りをされてしまった時にかなりモチベーションが低下してしまいました。ただ、この時は悲しみよりも怒りの感情が大きく逆に意地になってしまい、退会することもできずに少しの間活動を低迷させたり、また婚活モードに頑張ったりの繰り返しでした。
そしてあと1か月やって良い出会いがなければ退会しようと思っていたんです。
上手くいかなかった交際からも学習して、その後のお見合いではやはり 当初決めていた軸からブレないように心掛けました。
これは彼女に負うところが大きいのですが、彼女の側も積極的にデートプランを提案してくれたり、関係を前進させようという意志を持ってくれたおかげで、 毎週欠かさずお会いすることができました。
その結果が短期間での成婚につながったと思います。
もう活動をやめようかと思っていた時、今のパートナーと出会えました。
終わってみて言えることは、婚活はタイミングが全て!
彼女とのデート後に「これで良かったんだろうか」と悩むことがあったとき、 カウンセラーさんに相談するとすぐにお相手の感想や気持ちを教えていただけました。
彼女が同じ東京店の会員だというのは知っていたので、カウンセラー間で情報共有していただけているのかなと思いました。
ただ、彼女本人から直接感想を聞いたような言い方をされるので少し不思議に思っていたところ… 彼女も同じカウンセラーさんが担当されていたことが後に分かりました(笑)
これも何かのご縁なのでしょう。
カウンセラーさんが、お見合いの際の心がけをしばらくお見合いのたびに送ってくださったので、毎回お見合い直前に目を通して、気を引き締めてお見合いに臨むようにしていました。
彼女とはリモートでお見合いをしました。
その時は「話しやすい方だからもう1回くらい会ってみようか」程度の印象だったのですが、 実際にお会いしてみるとまさに私が求めていた通りの方が現れたという感じで、
少し気が早かったかもしれませんが「この人と結婚したらどんな生活になるだろう」と 考えている自分がいました。
まだ婚活を始めたばかりの方で緊張されているのだな、というのが正直な印象です。
オンラインお見合いだったので、もはや緊張することなくお見合いに臨んでしまっている自分がいたので、お相手のその緊張具合だけをよく覚えています。
お話はしやすい方でまたお会いしたいとは思ったのですが、正直なところ断られると思っていたので、それ以上の印象がないです。(というとパートナーから怒られそうですが…)
フィーリングが合うというのか、彼女とは一緒に過ごしていて違和感がなく、 3回4回と自然にデートを重ねることができたので、この方とならうまく やっていけると思い真剣交際をお願いしました。
事前にカウンセラーさんにもアドバイスを頂いていて、彼女も同じ気持ちだと分かっていたので切り出しやすかったです。
私が住んでいた部屋の契約更新が迫っていたため、プロポーズより先に新居を一緒に 探していたのですが、その過程で彼女が結婚後の生活をかなり具体的に考えてくれて いることが分かりました。
さらに、彼女のご両親にもお会いして温かく接していただけていたので、プロポーズすることには何の迷いもありませんでした。
昔から、好きなタイプは「自分よりも賢い人」と公言してきたので、そこにばっちり当てはまるし、私の話を顔を見ながらやさしく聞いてくれる人なので真剣交際に進んでも大丈夫だと思いました。
真剣交際に進んでからも、距離感を探り探りやっていくものだと思っていたのですが、カウンセラーさんからももっと結婚に向けて具体的に話し合いをしなければダメよと言われてしまい、お互いの詳細なプロフィールや資産状況等を開示していきました。
ちょうどそのタイミングでパートナーの住んでいる部屋の更新のタイミングとなったので、新居探しを開始し良い物件を見つけてしまったことから、そのままの勢いと流れでプロポーズへと至りました。
プロポーズ数週間前には彼女と婚約指輪の注文を済ませており、新居探しも始めており、 このままだと何のサプライズもない展開になってしまう、と少し気を揉んでいたのですが…。
彼女が以前行ってみたいと話していたお店が実はレストランウェディングもできる場所で、 チャペルを併設しているのを知り、新居がほぼ決まった日にそこでプロポーズしました。
少しだけサプライズ感を演出できたようでよかったです(笑)
その日がプロポーズだということはわかっている状態で、ちょっと良いレストランで食事をしていました。デザートの時にでもプレートが出てきてプロポーズされるかな、という予想をしていました。
デザート前にパートナーが席を立った際はお会計をしに行ってくれたのかなと思っていたら、お店の方が呼びに来て、店内のチャペルへ案内され、そこに花束を持った彼が待っているという演出がありました。
まさか、花束をもって跪いてプロポーズしてくれるとは思ってもみなかったので、思わず涙がこぼれました。(ちなみにお会計はばっちり目の前でされました笑)
自分はもちろんですが、お相手の側がどれだけ結婚を真剣に考えているかということが 婚活の成否を分けると感じました。
結婚相談所への入会には書類の準備など少しだけ手間もかかりますが、 お相手もそのハードルを乗り越えて入会しているわけですから、 それだけ真剣な方が多い場所であり、成婚への近道といえるのかなと思います。
婚活はタイミングが全て!
多くの方から魅力的だと思われるような方であればタイミングなんて関係ないかもしれませんが、そうでない人間にとっては、人と人のご縁なのでタイミングが全てと言っても過言ではないと思います。タイミングがうまく合えば、すぐに活動は終わります(パートナーはほぼ最短コース)。逆に、タイミングが合わなければ活動は長くなります(私はこのコース)。
婚活を続ける中で、自分の問題となっているところを探して、直せるものは直して、自分の魅力を高めようとしなければならないですが、婚活がうまくいかないのは「自分に問題があるから」ではなく、「タイミング」なのだと思います。どうか、数か月で婚活がうまくいかなくても、自分を嫌いにならずに自分のペースで進んでください。