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貯金なしの恋人と結婚しても大丈夫?結婚に必要な費用と節約する方法

貯金なしの恋人と結婚しても大丈夫?結婚に必要な費用と節約する方法

2022.10.13 結婚

貯金のない恋人と結婚するのは不安なものですが、そもそも結婚するのに必要な費用がいくらかわからない方も多いのではないでしょうか。工夫次第では、貯金がないお相手との結婚生活を無理なく送っていける可能性もあります。まずは結婚に必要な費用を知り、必要であれば節約する方法を考えましょう。

目次

    結婚するには貯金はどのくらい必要なの?

    結婚するには貯金はどのくらい必要なの?

    貯金がないお相手との結婚を心配する前に、まずは貯金がどのくらい必要なのかを知っておきましょう。結婚費用とふたり暮らしの生活費の目安に分けてご説明します。

    結婚費用目安

    結婚費用は、挙式と結婚指輪、新婚旅行の主に3つに分類できます。大規模な挙式を行ったり、ハネムーンの行先を海外にしたりすると、450万円以上のお金が必要になることもあります。ただし、相場にはかなり幅があるため、個々の支出を抑えることも可能です。

    挙式の費用目安

    ゲストが100人を超える大規模な挙式を行うと、400万円を超えることも珍しくありません。一方で、家族や親しい友人のみを招いた食事会の場合は、数万~数十万円で済むこともあります。

    結婚指輪の費用目安

    最近では、結婚指輪に20~30万円程度かける人が多く、10~20万円未満に抑える方も増えてきています。
    かつては給料3ヵ月分が目安と言われましたが、最近では無理のない金額でよりよいものを求める人も少なくないのです。ただし、婚約指輪も合わせて購入する場合は、その倍の値段がかかると考えましょう。

    新婚旅行の費用目安

    新婚旅行の行先が海外の場合、費用は60万円をオーバーすることもあります。ただし、海外の場合でもヨーロッパやハワイなどの物価が高い場所を避ければ、費用を抑えることができます。

    ふたり暮らしの費用目安

    ふたり暮らしの生活費の目安は、1年間で約440万円です。

    総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」によれば、二人以上の世帯の1ヵ月の生活費用の平均は24万5,278円です。これを1年間の支出に換算すると、294万3,346円になります。

    ●食料 6万6543円
    ●住居 1万8,545円
    ●水道・光熱費 1万9,459円
    ●家具・家事用品 1万990円
    ●被服費 6,474円
    ●保険医療費 1万4,821円
    ●交通・通信費 3万3,976円
    ●教育費 353円
    ●教養・娯楽費 2万1,387円
    ●その他 5万2,730円
    ●合計 24万5,278円

    ただし、上記のデータには持ち家に住んでいる人も含まれるため、住居費が安く計算されています。そのため、住居費以外の生活費に二人で住む家の家賃を足し、どのくらいお金がかかりそうかを試算してみるとよいでしょう。

    仮に住居費が14万円だとして計算すると、1年間で必要なお金は440万796円になります。

    引用:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」

    貯金なしの恋人と結婚できる?

    貯金なしの恋人と結婚できる?

    貯金なしのお相手と結婚しても、生活が成り立つ可能性もあります。節約次第では、支出が抑えられるためです。

    また、金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、30代独身者の36.3%が貯金を含めた金融資産がないことがわかっています。
    これから結婚する可能性のある30代独身者の約4割が貯金なしと考えると、貯金がないお相手との結婚はそう珍しくないといえるでしょう。

    引用:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」

    貯金なしの恋人とどうしても結婚したいときは?

    貯金なしの恋人とどうしても結婚したいときは?

    恋人に貯金がないとしても結婚したいときは、結婚にかかる費用や生活費を節約する方法があります。絶対に譲れないものをいくつかに絞り、予算に合わせて何にどれだけお金をかけるか決めましょう。

    結婚式の規模を小さくする

    結婚式の規模を小さくして予算を抑えるのも方法の一つです。最近では挙式をご祝儀の範囲内で済ませるゼロ円披露宴や、家族や親しい友人だけを招いて行うレストランウエディングといった方法のほか、結婚式を挙げずに写真だけで済ませるフォトウエディングといた方法があります。

    結婚指輪か婚約指輪のどちらかにする

    結婚指輪か婚約指輪のどちらかにすると、一方の指輪代がそのまま節約できます。また、自分たちで手作りする指輪を選ぶと、費用を抑えて購入できることもありますし、思い出作りにもなります。

    新婚旅行の行先や時期を工夫する

    新婚旅行の時期を観光客が少ないオフシーズンにする、行先を物価の安いアジア圏にするなど、新婚旅行の行先や時期を工夫すると、費用を抑えられます。
    また、交通機関や宿泊先を個別で手配せず、すべてがセットになったパックツアーを利用したほうが費用を抑えられます。

    新生活で必要なものは生活し始めてから買う

    新生活を始める際、実際に暮らしてみないと何が必要になるかわからないため、新生活で必要なものは一緒に暮らし始めてから買いましょう。お互いの一人暮らしで使っていたものを持ち寄れば、家具を新調する必要がなくなり、費用の節約につながります。

    また、必要なものを一度にすべて買いそろえるのは難しいこともあるため、必需品リストを作って優先順位を決めるのも方法の一つです。

    共働きをする

    共働きをすれば、どちらか一方が働くよりも世帯年収が上がるため、貯金がなくても十分に暮らせるケースもあります。

    男女共同参画局が発表した「男女共同参画白書」によれば、平成29年度の共働き世帯は、働く夫と専業主婦で構成される世帯の約2倍と、大多数が共働き世帯になっています。
    こうした傾向から男性も女性に働いてほしいと思っている可能性もあるため、専業主婦になりたい希望がある方は、共働きするかどうかを結婚前に話し合っておくとよいでしょう。

    引用:男女共同参画局「男女共同参画白書」

    貯金なしの結婚を回避するにはどんな出会いがおすすめ?

    貯金なしの結婚を回避するにはどんな出会いがおすすめ?

    貯金なしでの結婚について色々とお伝えしましたが、貯金なしの結婚に不安を感じている方は、思い切って新たな出会いを探してみるのも方法の一つです。

    どんな婚活サービスを使えばいいか分からない方は結婚相談所を利用してお相手を探してみましょう。結婚相談所はお相手の年収が事前にわかったうえでお見合いでき、貯金額がわからなくても世帯年収の参考にしやすくなるためです。
    また、会員は結婚を前提とした交際を求めている方が多いため、お金のことや結婚後の生活についての話し合いも切り出しやすいのもメリットの一つです。

    どの結婚相談所を選べばいいかわからない方は、各相談所が開催している無料相談を利用してみましょう。自分に合う婚活サービスの選び方を知りたい方は、一度無料カウンセリングに申し込んでみることをおすすめします。

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